特許
J-GLOBAL ID:200903064563371246

ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-256686
公開番号(公開出願番号):特開平11-092762
出願日: 1997年09月22日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 TN-LCD、STN-LCD、TFT-LCDの電気光学特性を改善し、特に駆動電圧が広い温度範囲で一定値を保持し、種々の時分割に対応した周波数範囲で駆動電圧が変動せず、時分割数(デューティー数)の増大による低温域での駆動電圧の急増を改善したネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置を提供すること。【解決手段】 6〜40種の化合物からなる液晶組成物の△εが正、T<SB>N-I</SB>が60°C〜150°C、T<SB>-N</SB>が-100°C〜0°C、液晶構成因子S=(η×<a><SP>3</SP>)<SP>-1</SP>{ηは液晶組成物の粘度(c.p.)、<a>は平均分子長(Å)}を用いて定義する緩和周波数をωd=2×10<SP>12</SP>×S<SP>-1.40</SP>とし、表示用駆動のフレーム周波数及び又はデューティー数で定められ液晶層に印加される実行周波数をFとして、駆動温度範囲内で1.0×10<SP>2</SP>≧ωd/F≧5.0×10<SP>-1</SP>であるネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置。
請求項(抜粋):
6種〜40種の化合物からなる液晶組成物であって、該液晶組成物の誘電異方性△εが正であり、ネマチック相-等法性液体相転移温度が60°C〜150°Cの範囲であり、ネマチック相-結晶相又はスメクチック相転移温度が-100°C〜0°Cの範囲であり、該液晶組成物の液晶構成因子S=(η×<a><SP>3</SP>)<SP>-1</SP>{式中、ηは液晶組成物の粘度(単位c.p.)を表し、<a>は液晶組成物の平均分子長(単位Å)を表す}を用いて定義する緩和周波数をωd=2×10<SP>12</SP>×S<SP>-1.40</SP>とし、該液晶組成物を表示として駆動させることに関わるフレーム周波数及び又はデューティー数で定められる実際に液晶層に印加される実行周波数をFとした場合、駆動温度範囲内で1.0×10<SP>2</SP>≧ωd/F≧5.0×10<SP>-1</SP>であることを特徴とするネマチック液晶組成物。
IPC (5件):
C09K 19/02 ,  C09K 19/42 ,  C09K 19/44 ,  C09K 19/46 ,  G02F 1/13 500
FI (5件):
C09K 19/02 ,  C09K 19/42 ,  C09K 19/44 ,  C09K 19/46 ,  G02F 1/13 500
引用特許:
審査官引用 (1件)

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