特許
J-GLOBAL ID:200903064569191215

インクジェットヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山中 郁生 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-217366
公開番号(公開出願番号):特開平10-058674
出願日: 1996年08月19日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 低い駆動電圧をもって積層型圧電体の電気機械変換効率を向上し、インク圧力室の剛性を高めて発生圧力の損失を少なくすることが可能で、積層型圧電体の電極をインク圧力室内のインクから遮蔽することが可能なコストの低いインクジェットヘッドの提供。【解決手段】 スイッチSをオンさせた際に、駆動電源Vから各第1内部電極26に駆動電圧が印加されることに基づき、積層型圧電体23にてその分極方向に直交する電界を発生させてシェアモードにて変形させ、同時に、外側圧電セラミック層24の分極方向と平行な電界を発生させて外側圧電層を伸縮モードにて変形させるように構成する。これにより、インク圧力室21の容積が減少され、これによりインク圧力室21内のインクがインク吐出口から印字用紙に向かって吐出されて文字等の印字が行われる。
請求項(抜粋):
キャビティプレートに形成されるとともに一面が開放されたインク圧力室と、インク圧力室の一面を閉塞するようにキャビティプレートに固定されるとともにインク圧力室に対応する位置に形成された第1内部電極及びインク圧力室の周縁位置に形成された第2内部電極を有する圧電層と、第1内部電極及び第2内部電極がそれぞれ接続される相互に異なる極性の第1端子及び第2端子が設けられた電源とを有し、電源から第1内部電極、第2内部電極間に駆動電圧を印加して圧電層を変形させることによりインク圧力室内のインクをインク吐出口から吐出するインクジェットヘッドにおいて、前記第1内部電極及び第2内部電極とが相互に重なるように前記圧電層を少なくとも2層以上積層してなるとともに積層方向に分極された積層型圧電体と、前記積層型圧電体の一面に積層されるとともに層厚方向に分極された外側圧電層と、前記外側圧電層の片面に形成され、前記電源の第2端子に接続される外側電極とを備え、前記電源から駆動電圧を印加した際に、前記積層型圧電体にはその分極方向と直交する電界を発生することにより積層型圧電体をシェアモードにて変形させるとともに、前記外側圧電層にはその分極方向と平行な電界を発生することにより外側圧電層を伸縮モードにて変形させることを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-263953
  • 特開平4-341851
  • インク噴射装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-130281   出願人:ブラザー工業株式会社

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