特許
J-GLOBAL ID:200903064597859140

複合PC鋼材及び複合PC鋼撚り線

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 文二 ,  鳥居 和久 ,  田川 孝由 ,  東尾 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-154948
公開番号(公開出願番号):特開2007-321503
出願日: 2006年06月02日
公開日(公表日): 2007年12月13日
要約:
【課題】建築物や橋梁その他の構造物のアウトケーブル、ブレース材として、ケーブルの周囲にグラウトを充填しないで地震や強風等の外乱によるエネルギを所定以上に消費させ得る引張鋼材としての複合PC鋼材又は複合PC鋼撚り線を得る。【解決手段】複合PC鋼材A1は、その断面に弾性限が異なる異種強度の複数の高強度鋼材1と複数の低強度鋼材2を、中心部の高強度鋼材1の外周に変形拘束材のカーボランダム3を介して他の高強度鋼材1と低強度鋼材2が接し、かつ他のそれぞれの鋼材1、2が互い違いに接触し、全ての鋼材が一体となるように配置して構成されている。変形拘束材は、鋼材間の軸方向及び/又は径方向への変形を拘束する部材であり、中心部の高強度鋼材1の外周のカーボランダム3は粒子を鋼材表面に付着させ、上記他の鋼材1、2の外周を囲むように炭素繊維のシート4がさらなる変形拘束材として配置され、このシート4により鋼材1、2の全体が一体となるように結束されている。【選択図】図1A
請求項(抜粋):
弾性限が異なる異種強度の鋼材1、2を組み合わせた複合PC鋼材において、上記複合PC鋼材を構成する各鋼材1、2に各鋼材間の軸方向と径方向又は径方向のみの方向への変形を拘束する変形拘束材を設け、繰返し荷重に対し低弾性限の鋼材に、高弾性限の鋼材の伸縮と同等の塑性伸び又は塑性縮みを生じさせるように変形拘束材により両鋼材間を拘束するようにしたことを特徴とする複合PC鋼材。
IPC (2件):
E04C 5/08 ,  E04G 21/12
FI (2件):
E04C5/08 ,  E04G21/12 104A
Fターム (4件):
2D059BB39 ,  2E164AA02 ,  2E164AA31 ,  2E164DA01
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 引張鋼材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-148442   出願人:住友電気工業株式会社
  • PC鋼撚り線及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-281326   出願人:住友電気工業株式会社
  • 高可撓性線材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-105573   出願人:平岡金属工業株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 引張鋼材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-148442   出願人:住友電気工業株式会社
  • PC鋼撚り線及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-281326   出願人:住友電気工業株式会社
  • 高可撓性線材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-105573   出願人:平岡金属工業株式会社
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