特許
J-GLOBAL ID:200903064642228378

誘導加熱調理器及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-267562
公開番号(公開出願番号):特開2002-075623
出願日: 2000年09月04日
公開日(公表日): 2002年03月15日
要約:
【要約】【課題】 鍋の材質が異なっても、機器にストレスをかけることなく、効率がよく加熱することができる誘導加熱調理器を提供する。【解決手段】 直流電源回路2と、加熱コイル45に高周波電流を供給するインバータ回路4と、共振コンデンサ46に流れる電流のピーク値に比例した出力をする負荷電流検出回路49と、鍋10の材質に応じて設定された複数の発振周波数のうち何れかの周波数を発振し、予め設定された時間に達すると、加熱コイル45上の異常の有無を判別するとともに、鍋10の材質を判別してその材質に応じた周波数を発振させ、所定の上昇率を有する信号を出力し、その後、設定された電力に応じて制御信号を出力する制御手段7と、選択された周波数と制御信号とに基づいて、加熱コイル45に設定された電力が得られるようにするとともに、加熱コイル45の電力を徐々に上昇させる駆動信号を生成して前記インバータ回路に出力するインバータ駆動手段8と、を備える。
請求項(抜粋):
商用電源を直流に変換する直流電源回路と、一対のスイッチング素子とこの一対のスイッチング素子の一つに並列に接続された加熱コイル及び共振コンデンサからなる直列回路を有し、前記一対のスイッチング素子を交互にオン、オフして前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記共振コンデンサに流れる電流を検出する電流検出手段により検出された電流のピーク値に比例した出力を生成する負荷電流検出回路と、予め鍋の材質に応じて設定された複数の発振周波数のうち何れかの周波数を発振し、調理が開始されてから予め設定された時間に達すると、前記直流電源回路に入力する電流値と前記インバータ回路に発生する電圧値に基づいて前記加熱コイル上の異常の有無を判別し、その結果に基づいて鍋の材質を判別してその材質に応じた周波数を選択して発振させ、所定の上昇率を有する信号を予め設定された時間まで出力し、その後、設定された電力に応じて制御信号を出力する制御手段と、この制御手段により選択された前記周波数と制御信号とに基づいて、前記加熱コイルに設定された電力が得られるようにするとともに、前記インバータ回路の加熱コイルの電力を徐々に上昇させる駆動信号を生成して前記インバータ回路に出力するインバータ駆動手段と、を備え、前記制御手段は、前記加熱コイル上が異常のときは前記インバータ駆動手段を停止させ、異常でないときは前記鍋の材質を判別してその材質に応じた周波数を選択して発振させるとともに、前記負荷電流検出回路の出力が予め設定した値以下となるように、前記インバータ駆動手段の駆動信号の導通比を変化させることを特徴とする誘導加熱調理器。
IPC (5件):
H05B 6/12 334 ,  H05B 6/12 303 ,  H05B 6/12 327 ,  H05B 6/12 331 ,  H05B 6/12 332
FI (5件):
H05B 6/12 334 ,  H05B 6/12 303 ,  H05B 6/12 327 ,  H05B 6/12 331 ,  H05B 6/12 332
Fターム (9件):
3K051AA02 ,  3K051AB05 ,  3K051AC07 ,  3K051AD13 ,  3K051AD15 ,  3K051AD34 ,  3K051BD09 ,  3K051BD21 ,  3K051CD05
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 誘導加熱調理器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-203421   出願人:三菱電機株式会社, 三菱電機ホーム機器株式会社
  • 特開平3-034287
  • 特開平3-034286
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