特許
J-GLOBAL ID:200903064649909451

回り込み音抑圧形収音方法、装置及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-264652
公開番号(公開出願番号):特開平10-313498
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 音質の劣化が少なく、比較的簡単な構成でハウリングの発生を十分抑圧することができる。【解決手段】 マイク1,2を1が発話者側、2が対地よりの受信信号により駆動されるスピーカ側となるように配し、マイク1,2の各出力チャネル信号を、1つの帯域内の主なる成分が1つの音源信号のみになるように複数の帯域に分割し(4)、各同一帯域ごとに、チャネル間レベル差/到達時間差を検出し、各帯域ごとにしきい値と比較して、その帯域が発話者の音声信号成分か他の信号成分を判定し(601)、音声信号と判定された帯域のみ、マイク1の出力の帯域成分を選出し(602)、これらを音声合成して対地へ送信する(7A)。
請求項(抜粋):
対地よりの受信信号が電気音響変換手段により変換された音響信号と、発話者よりの音声信号とが存在する音響空間より、上記音声信号をマイクロホンで収音して、上記対地へ送信する収音装置の上記音響信号の回り込みを抑圧して上記音声信号を収音送信する方法において、上記マイクロホンとして複数のマイクロホンを互いに離して設け、これらマイクロホンの各出力チャネル信号を、それぞれ複数の周波数帯域に分割すると共に、これら帯域分割された各チャネル信号の各帯域ごとに、上記複数のマイクロホンの位置に起因して変化する、マイクロホンに到達する音響信号のパラメータ値を検出する帯域別パラメータ値検出過程と、各同一帯域ごとに上記検出されたパラメータ値のチャネル間の差を検出するパラメータ値差検出過程と、これら検出されたパラメータ値差を用いて、予め設定されたしきい値に基づき、上記帯域分割されたチャネル信号から、上記音声信号成分を上記帯域単位で選択する音声信号選択過程と、これら選択された帯域の音声信号成分を音声信号に合成する音声合成過程と、その合成音声信号を上記対地へ送信する過程とを有する回り込み音抑圧形収音方法。
IPC (4件):
H04R 3/04 ,  G10K 15/00 ,  G10L 7/00 ,  H04S 7/00
FI (4件):
H04R 3/04 ,  G10L 7/00 D ,  H04S 7/00 Z ,  G10K 15/00 L
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 補聴器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-009035   出願人:テルモ株式会社
  • 特開昭59-161995

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