特許
J-GLOBAL ID:200903064655955740

携帯端末用内蔵アンテナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 省躬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-014088
公開番号(公開出願番号):特開2004-228918
出願日: 2003年01月22日
公開日(公表日): 2004年08月12日
要約:
【課題】ストリップ幅を同一に固定して自己平衡作用を維持した状態の平衡給電型アンテナの広帯域化方法を検討して複雑な無給電素子の装荷や高価な整合器を用いることなく、不平衡給電においても平衡給電の場合と同じ広帯域にわたるインピーダンス整合が可能な携帯端末用内蔵アンテナの提。【解決手段】両端が短絡された約1/2波長の平行線路を有する図1(a)に示すストリップ長l、ストリップ間隔d、左右のストリップ幅w1,w2、短絡部のストリップ幅w3の折り返しダイポールアンテナ1の給電点の左右約1/8波長から先の部分を左右対称に垂直・水平に折り曲げて図2(b)に示すアンテナ長a、垂直部の高さh、折り曲げ部の間隙sなる2重折り返し構造のアンテナ素子2を形成する。以上のような構成で、アンテナ素子のストリップ幅比(w1/w2)を1に固定し、アンテナ構造を決定するパラメータである折り曲げ部の間隙sと垂直部の高さhに加え短絡部のストリップ幅w3と左右のストリップ幅w1=w2を調整することによって広帯域にわたるインピーダンス整合を可能にする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
両端が短絡された約1/2波長の平行線路を有するストリップ長l、ストリップ間隔d、左右のストリップ幅w1,w2、短絡部のストリップ幅w3の折り返しダイポールアンテナの給電点の左右約1/8波長から先の部分を左右対称に垂直・水平に折り曲げてアンテナ長a、垂直部の高さh、折り曲げ部の間隙sなる2重折り返し構造のアンテナ素子を形成し、 このアンテナ素子をアンテナ長aと同じ幅の導体板の先端に近接して配置すると共に、 このアンテナ素子の給電点に平衡または不平衡給電線を接続してアンテナシステムを構成し、 このアンテナ素子の入力インピーダンスと平衡または不平衡給電線の特性インピーダンスを整合させるためには、このアンテナ素子のストリップ幅比(w1/w2)を1に固定して自己平衡作用を維持する一方、 折り曲げ部の間隙sと垂直部の高さhに加え、 短絡部のストリップ幅w3と左右のストリップ幅w1=w2を調整する ことを特徴とする携帯端末用内蔵アンテナ。
IPC (2件):
H01Q9/26 ,  H01Q1/24
FI (2件):
H01Q9/26 ,  H01Q1/24 C
Fターム (4件):
5J047AA03 ,  5J047AB07 ,  5J047AB11 ,  5J047FC06
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (10件)
  • 携帯端末用平衡給電折り返しループアンテナの特性
  • 携帯端末用平衡給電折り返しループアンテナの特性(2)
  • 携帯端末用平衡給電折り返しループアンテナの特性(3)
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