磁性の異なる物質を分離するための方法および装置および火力発電システム

発明者： , , , , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：佐藤一雄 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-199798
公開番号（公開出願番号）：特開2000-015136
出願日： 1998年06月30日
公開日（公表日）： 2000年01月18日
要約：

【要約】【課題】空気から酸素を効率良く取り出すこと。【解決手段】非磁性体からなる円筒状の処理容器1の周りに、複数のリング状コイル2が処理容器1の軸線方向に沿って所定の間隔をおいて、処理容器1と同軸的に配置されている。導入口4から空気を処理容器1内に導入し、全てのコイルを励磁して処理容器1中に10テスラ程度の磁場を形成する。その後、導入口4側のコイル2から順次消磁してゆく。空気の主成分のうち酸素は磁化率の高い常磁性体であり、窒素は磁化率の低い反磁性体である。従って、空気中に含まれる酸素は、磁場の移動に伴い排出口6側へ移動し、排出口6から排出される。処理容器1内に残存する窒素は排出口8から排出する。

請求項（抜粋）：

内部に、磁化率が互いに異なる少なくとも2種類の物質を含む混合物が収容される処理容器と、前記処理容器内に磁束密度の相対的に高い領域と磁束密度の相対的に低い領域とを形成することができる、前記処理容器の外部に設けられた磁場形成手段と、を備えたことを特徴とする、磁性の互いに異なる物質を分離する装置。

引用特許：

審査官引用 (5件)

酸素分離装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-117455 出願人：関西電力株式会社, 株式会社神戸製鋼所
特開平1-135548
特開平1-228563

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