特許
J-GLOBAL ID:200903064684968622

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-118191
公開番号(公開出願番号):特開平10-305032
出願日: 1997年05月08日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】本発明は振動子がアレイ及びチャネル方向の2次元に配列された2次元アレイプローブと装置本体との間の信号伝送を担うケーブルの本数を従来(1次元アレイプローブ)程度としても、ノイズによる画質の劣化がなく操作性に優れた超音波診断装置を提供することを目的とする。【解決手段】アレイ方向においては全く同様の送受指向性をもちスライス方向においては受信口径の異なる2回の超音波受信によって得られ、ラインメモリ14-1或は14-2に記憶されたそれぞれの受信信号は画像メモリ15の所定のアドレスの1ライン分に記憶される。すなわち前記画像メモリ15の0〜r1およびr2より深い部分の画像信号をラインメモリ14-2から、また画像メモリ15のr1〜r2の画像信号をラインメモリ14-1から選択し、スイッチング切り替えノイズが混入しないように選択記憶する。
請求項(抜粋):
第一の方向及びこれと直交する第二の方向に二次元的に配列された複数個の超音波振動子から構成され、超音波ビームの送受信を行なうための超音波プローブと、この超音波プローブを駆動することにより所定方向に送信ビームを放射させるための駆動手段と、前記駆動手段による送信ビームの放射方向を変化させることによって前記第一の方向の走査を行なう第一走査手段と、前記送信ビームを前記第一の方向及びこれと直交する第二の方向において集束させるための第一集束手段と、前記放射方向から反射される受信ビームを前記超音波振動子によって受信し、且つ前記第一の方向の走査を行なう第二走査手段と、前記受信ビームを前記第一の方向及びこれと直交する第二の方向において集束させるための受信集束手段と、この受信集束手段によって集束された受信ビームを信号処理し、これを画像として表示する表示手段とを具備する超音波診断装置において、前記第二の方向のビームフォーミングにおいて前記超音波振動子の駆動を制御することにより、前記第一の方向における送受信方向を同じにして少なくとも二回以上の送受信を行ない、このとき得られる受信信号を組み合わせることによって一走査方向の受信信号を再構成する再構成手段を具備することを特徴とする超音波診断装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 超音波診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-305854   出願人:株式会社日立メディコ
  • 超音波診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-155661   出願人:株式会社東芝

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