特許
J-GLOBAL ID:200903064694851260

オーバフィル形多面体構造を用いたラスター出力スキャナにおける迷光反射の防止

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-304318
公開番号(公開出願番号):特開平6-214182
出願日: 1993年12月03日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 特にオーバフィル形ラスター出力スキャナ(ROS)構造を用いた時に迷光反射が感光媒体上に結像されないようにする。【構成】 オーバフィル形ROS多面体構造において、多面体前光学素子及び多面体後光学素子の光軸を最適角度Φで位置合わせして、感光体での迷光反射が非像形成走査時間(イメージ走査時間外)だけに発生するようにしたことによって、完全に満たされた(照射された)小面に隣接した小面から反射された迷光が走査線イメージに影響しないようにしている。最適角度Φは、走査小面の数をX個としてΩを360/X、走査角度をθとした時にΦ=2(Ω±(1/2)θ)の関係で表される。迷光は走査線が感光体表面を横切って走査中である時間から外れた時だけに感光体に達する。
請求項(抜粋):
オーバフィル形多面体構造において望ましくない迷光反射を補償する、次のものを含む光学走査装置:第1光軸に沿って位置合わせされた光学素子を持つ多面体前光学系であって次のものを有するもの:高輝度変調の平行光にされた光ビーム源、平行光にされたビームを一方向に集束させる手段、光路上の前記多面体前光学系と感光媒体との間に配置された、X個の光反射小面を備えている多面体スキャナであって、前記小面は入射光によって完全に照射されて、ある走査角度θで走査ビームを発生して感光媒体の方へ反射されるようにするのに対して、隣接小面は少なくとも部分的に照射されて、通常はそれに迷光として入射された光の少なくとも一部分を前記光軸に沿って逆方向へ反射するようになったもの、および第2光軸に沿って位置合わせされた光学素子を持ち、前記走査小面から反射されたビームのイメージライン露光を感光媒体上に形成するための少なくとも一つのfθレンズを含む多面体後光学系であって、前記第1及び第2光軸は、次の式で表される角度Φで互いに位置合わせされたもの:Φ=2(Ω±(1/2)θ)ここで、Ω=360/X。
IPC (2件):
G02B 26/10 102 ,  G02B 26/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 光ビーム走査装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-101593   出願人:富士ゼロックス株式会社

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