特許
J-GLOBAL ID:200903064708125591

摩擦撹拌接合装置と、該摩擦撹拌接合装置を利用した異種金属同士の差厚テーラードブランク材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 藤木 良幸 ,  湯浅 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-180407
公開番号(公開出願番号):特開2009-018312
出願日: 2007年07月10日
公開日(公表日): 2009年01月29日
要約:
【課題】摩擦撹拌接合によるテーラードブランク材の製造において、接合部の表面を板厚が連続して変化する平滑な傾斜面とする。【解決手段】摩擦撹拌接合装置1において、上、下ショルダー2、7を板厚の異なる接合母材13、13’の厚さに合わせて傾動させて該接合母材13、13’を挟持した上、突き合わせ面14に沿ってプローブ12を差し込み摩擦撹拌を行うことで、摩擦撹拌接合の際に発生する接合母材13の溢出物が、プローブ12並びに傾動する上、下ショルダー2、7によって薄板状の接合母材13側に誘導されて凝固するので、接合部15の表面は板厚が連続して変化する平滑な傾斜面となる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
プローブを設けた回転シャフトに対して、板厚が異なる接合すべき接合母材を挟持しつつ該回転シャフトと同期して回転しうる上ショルダー及び下ショルダーを、該プローブの上下に設けてなり、 該プローブ平面視における回転方向は、プローブの進行方向に対して厚板側から薄板側へ向かうものとし、 該上、下ショルダーのうち少なくとも一方には、本体部だけでなく、本体部の対向するショルダー側に圧接部を有してなり、 該圧接部は、前記回転シャフトが貫通して設けられる貫通孔の内周面を、対向するショルダー側に向けて内径が略回転シャフト径に狭まるテーパ形状とするとともに、該本体部に対してそれぞれ個別に上下方向に伸縮自在となる圧力調整装置を回転シャフトを中心として複数介装して、該圧接部を有するショルダーの回転にかかわらず、本体部に対して常に一定方向に傾動自在に一体としてなる摩擦撹拌接合装置。
IPC (1件):
B23K 20/12
FI (2件):
B23K20/12 344 ,  B23K20/12 360
Fターム (7件):
4E067AA05 ,  4E067BG00 ,  4E067CA02 ,  4E067EA07 ,  4E067EA09 ,  4E067EB00 ,  4E067EC01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 差厚テーラードブランク材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-207207   出願人:住友軽金属工業株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • 摩擦撹拌接合装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-380180   出願人:三菱重工業株式会社

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