特許
J-GLOBAL ID:200903064722190282
タイヤトレッド用カーボンブラックの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
友松 英爾
, 岡本 利郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-090324
公開番号(公開出願番号):特開2005-272729
出願日: 2004年03月25日
公開日(公表日): 2005年10月06日
要約:
【課題】タイヤトレッドゴム配合用として耐摩耗性と低発熱性を高度に両立することに適したカーボンブラック、特にカーボンブラックの表面性状に着目したカーボンブラックの製造方法の提供。【解決手段】原料炭化水素が前記高温ガス流中に導入されて急冷媒体が導入されるまでの滞留時間をt1(秒)、この空間での平均反応温度T1(°C)とし、さらに急冷媒体が導入されてから前記反応停止帯域通過までの反応ガス流の滞留時間t2(秒)、この空間内での平均反応温度をT2(°C)として、下記(1)式および(2)式を満たす様にするカーボンブラックの製造方法およびカーボンブラック。(1)2.00≦α≦9.00(2)-2.5×α+85.0≦β≦90.0(式中、α=t1×T1、β=t2×T2)【選択図】なし
請求項(抜粋):
燃焼帯域と反応帯域および反応停止帯域を同軸上に連設した反応装置を用い、燃焼帯域内で燃料用炭化水素の燃焼により高温燃焼ガスを生成させ、引き続き反応帯域で前記高温燃焼ガス流中に原料炭化水素を噴霧導入し、不完全燃焼または熱分解反応により前記原料炭化水素から転化されたカーボンブラックを含む反応ガス流となし、次いで反応停止帯域において前記反応ガス流を急冷して反応を終結させることからなるカーボンブラックの製造方法において、前記原料炭化水素が前記高温ガス流中に導入されてから急冷媒体の導入されるまでの滞留時間をt1(秒)、この空間での平均反応温度をT1(°C)とし、さらに急冷媒体が導入されてから前記反応停止帯域通過までのカーボンブラックを含む反応ガス流の滞留時間をt2(秒)、この空間内での平均反応温度をT2(°C)として、下記(1)式および(2)式を満たす条件下で制御することを特徴とするカーボンブラックの製造方法。
(1)2.00≦α≦9.00
(2)-2.5×α+85.0≦β≦90.0
(式中、α=t1×T1、β=t2×T2を表す)
IPC (3件):
C09C1/48
, C08K3/04
, C08L101/00
FI (3件):
C09C1/48
, C08K3/04
, C08L101/00
Fターム (7件):
4J002AC001
, 4J002AC011
, 4J002DA036
, 4J002GN01
, 4J037BB02
, 4J037BB28
, 4J037BB36
引用特許:
出願人引用 (5件)
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特開平4-108837号公報
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カーボンブラック及びゴム組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-192509
出願人:新日鐵化学株式会社, 新日本製鐵株式会社
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カーボンブラック及びゴム組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-191767
出願人:新日鐵化学株式会社, 新日本製鐵株式会社
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審査官引用 (5件)
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