有機EL表示装置

発明者： , , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：石島茂男 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-387238
公開番号（公開出願番号）：特開2003-187967
出願日： 2001年12月20日
公開日（公表日）： 2003年07月04日
要約：

【要約】【課題】有機EL表示装置のアクティブ・マトリクス型有機EL装置の封止と放熱の技術に関する。【解決手段】本発明の有機EL表示装置1によれば、各画素23のカソード電極18となる一枚のカソード電極膜21を厚いアルミニウム薄膜で構成し、このカソード電極膜21で各画素23の有機EL薄膜15を被覆している。このとき、電源線16aや制御線16bの上には絶縁封止材19が配置されており、矩形のカソード電極膜21の四辺21aはこの絶縁封止材19上に載るようになっているので、カソード電極膜21を介して電源線16aや制御線16bが短絡することはない。このように、短絡が生じることなく、封止能や熱伝導性が高いカソード電極膜21を封止材として用いることができる。

請求項（抜粋）：

基板と、前記基板上に配置された第1の電極と、前記第1の電極と対向配置され、該第1の電極と絶縁された第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に配置された有機薄膜とを備え、前記基板上に複数個配置された画素と、前記画素を選択する選択トランジスタと、前記基板上に配置され、電源電圧が印加される電源線と、前記基板上に配置され、前記選択トランジスタを選択する制御信号が供給される制御線とを有し、前記制御信号により前記選択トランジスタが選択され、選択された選択トランジスタによって画素が選択されると、選択された画素の前記第1の電極と前記電源線とが繋がれ、該画素の第1の電極と第2の電極との間に前記電源電圧が印加され、該画素内の有機薄膜に電流が流れ、該有機薄膜が発光するように構成された有機EL表示装置であって、前記基板上の外周部分に配置され、少なくとも前記電源線又は前記制御線の少なくとも一方又は両方の表面及び側面の一部を被覆する絶縁封止膜を有し、前記複数の画素の第2の電極は、前記各画素の有機薄膜を覆う連続した連続電極膜を有し、前記連続電極膜と、前記電源線又は前記制御線の少なくとも一方又は両方とは、前記絶縁封止膜によって絶縁され、前記電源線又は前記制御線の少なくとも一方又は両方は、前記連続電極膜が配置された領域である封止領域から前記基板の外周部分へ電気的に導出された有機EL表示装置。

IPC (3件)：

H05B 33/04 , H05B 33/06 , H05B 33/14

FI (3件)：

H05B 33/04 , H05B 33/06 , H05B 33/14 A

Fターム (7件)：

3K007AB12 , 3K007AB13 , 3K007AB14 , 3K007BB01 , 3K007CC05 , 3K007DB03 , 3K007FA02

引用特許：

審査官引用 (4件)

有機電界発光素子
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-145093 出願人：ソニー株式会社
有機電界発光素子及びその製造方法並びに表示パネル
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-218050 出願人：セイコーエプソン株式会社
表示装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-277089 出願人：三洋電機株式会社

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