特許
J-GLOBAL ID:200903064748788348

トルクコンバータ付自動変速機のロックアップ機構の故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-019719
公開番号(公開出願番号):特開平7-229557
出願日: 1994年02月17日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】ロックアップ機構の締結遅れの有無を診断し、ロックアップ機構の締結遅れに伴う燃費・排気・車両運転性等の悪化を最小に留める。【構成】ロックアップソレノイド20にロックアップクラッチ19の締結信号を送った後の機関回転速度Neの変化量ΔNeと、車速VSPの変化量ΔVSPとの比、即ち変化率a(=ΔNe/ΔVSP)を求め、該変化率aが予め設定されている機関回転速度Neと車速VSPとの相関直線と略一致するか否かにより、ロックアップ機構の故障を診断する。これにより、簡略な構成でロックアップ機構の故障を締結信号送信後から直ちに診断することができ、以って市街地走行等の瞬間的なロックアップ機構の締結要求に対する締結遅れに伴う燃費・排気組成・車両の運転性の悪化等を大幅に抑制することができる。
請求項(抜粋):
機関の出力軸に連結される車両用トルクコンバータ付自動変速機に備えられるトルクコンバータの入力軸とトルクコンバータの出力軸とを機械的に連結するロックアップ機構についての故障診断装置であって、トルクコンバータの入力軸の回転速度を検出する入力側回転速度検出手段と、トルクコンバータの出力側の回転部材の回転速度を検出する出力側回転速度検出手段と、ロックアップ機構への締結指示後におけるトルクコンバータの入力側回転速度の変化に対するトルクコンバータの出力側回転速度の変化状態に基づいてロックアップ機構の故障を診断する故障診断手段と、を備えたことを特徴とするトルクコンバータ付自動変速機のロックアップ機構の故障診断装置。
IPC (4件):
F16H 61/14 ,  F16H 61/12 ,  F16H 59:40 ,  F16H 59:42
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-176265
  • 特開平4-300461

前のページに戻る