特許
J-GLOBAL ID:200903064765703216

大入熱溶接熱影響部靭性の優れた溶接用鋼材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-188435
公開番号(公開出願番号):特開平8-053734
出願日: 1994年08月10日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 大入熱溶接法を適用した、低温で使用する、船舶、海洋構造、貯蔵槽等の破損に対する厳しい靭性要求を満足する溶接用鋼材の製造方法を提供する。【構成】 基本成分をC:0.03〜0.18%、Si:≦0.50%、Mn:0.40〜2.0%、P:≦0.035%、S:0.0010〜0.0080%、N:0.0020〜0.0060とし、残部がFeおよび不可避不純物からなる溶鋼で、脱酸処理を行なう前のSi量[%Si]で溶存酸素量[%O]が20〜100ppmになるように調整し、最終含有量が0.005〜0.030%となるTiを添加して脱酸した後、5分以内に最終含有量が0.005〜0.030%となるAlを添加し、その後最終成分に対して不足する分のSi、Mn等を添加する。
請求項(抜粋):
脱酸処理を行なう前のSi量[%Si]を、下記(1)式により求められる溶存酸素量[%O]が20〜100ppmになるように調整した溶鋼中に、最終含有量が0.005〜0.030%となるTiを添加して脱酸した後、5分以内に最終含有量が0.005〜0.030%となるAlを添加し、その後最終成分に対して不足する分のSi、Mn等を添加し、Siを含むその他の成分組成が重量%で、C :0.03〜0.18%Si:≦0.50%Mn:0.40〜2.0%P :≦0.035%S :0.0010〜0.0080%N :0.0020〜0.0060%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる溶鋼を鋳造して得られた950°C以下の鋳片について、1200°C以上1400°C以下の温度にて10分以上保持した後、鋳片を圧延することを特徴とする大入熱溶接熱影響部靭性の優れた溶接用鋼材の製造方法 [%O]=0.00092/[%Si]0.5 ・・・・・・ (1)式
IPC (4件):
C22C 33/04 ,  C21D 8/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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