特許
J-GLOBAL ID:200903064776475266

Vベルト式無段変速機用のプーリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 卓夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-127897
公開番号(公開出願番号):特開平9-291993
出願日: 1996年04月24日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 Vベルト式無段変速機用のプーリにおいて、プーリ幅を可変的に制御する油圧シリンダ装置の作動オイルに生ずる遠心油圧を補正するための機構を、シリンダの長さを延長させることなく、簡単に組付け得るようにする。【解決手段】 シリンダ4の開放端部4a側外周面に環状溝4bを形成し、カバー体8のフランジ部8aの内周面に係合溝8bを形成し、環状溝4aに嵌め込んだサークリップ9を縮径変形させた状態でカバー体8のフランジ部8aをシリンダ4の外周面に嵌め込むことにより、係合溝8bが環状溝4bに一致したところでサークリップ9が拡径して環状溝4bと係合溝8bとに跨がって係合し、且つ凹部4cにフランジ部8aをカシメ形成した内向き突起8cが係合して回り止めされて固定され、プランジャ5を挟んで作動オイル室6と対向するバランス室7が形成され、作動オイル室6内オイルの遠心油圧がバランス室7内オイルの遠心油圧で補正されるようにした。
請求項(抜粋):
軸と一体に回転する固定側プーリ半体と該軸に軸方向に移動可能に嵌装された可動側プーリ半体とからなるプーリであって、該可動側プーリ半体と上記軸との間にシリンダとプランジャとからなる油圧シリンダ装置が付設され、上記シリンダの作動オイル室へのオイルの給排によって、可動側プーリ半体を軸方向に移動させプーリ幅を可変的に制御するようになっているVベルト式無段変速機用のプーリにおいて、外周部にフランジ部を形成したカバー体の該フランジ部をシリンダの開放端部側の外周面に嵌装し、該フランジ部とシリンダの開放端部側の外周面との嵌め合い部間に介装したサークリップにて固定することにより、該カバー体にてシリンダ内に上記プランジャを挟んで作動オイル室と対向する遠心油圧補正用のバランス室を構成し、該バランス室にオイルを供給する手段を設けたことを特徴とするVベルト式無段変速機用のプーリ。
IPC (2件):
F16H 9/18 ,  F16H 55/56
FI (2件):
F16H 9/18 B ,  F16H 55/56
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開平4-083946
  • 特開平4-083946
  • 特開昭60-008570
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