特許
J-GLOBAL ID:200903064793599114
領域抽出装置及びそれを用いた方向検出装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-266407
公開番号(公開出願番号):特開平9-081732
出願日: 1995年09月19日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】 照明条件や入力画像の大きさ、画像中の顔位置や大きさ、回転、背景などの変化に左右されることなく、顔領域を抽出する。【解決手段】 顔領域を表す確率密度分布が格納された確率密度関数格納部7を参照することにより、入力装置1により入力された人物画像の顔領域確率画像を生成する領域確率計算装置5と、画像全体を覆うように設けられる仮想的な網を構成する格子点の位置関係に基づく内部エネルギーと、顔領域確率画像上の格子点が位置するピクセル色の確からしさに基づく画像エネルギーとをそれぞれ計算するエネルギー計算装置6とを有する。2つのエネルギーの合計値が小さくなる方向へ網を収縮変形させることにより、顔領域を抽出する。
請求項(抜粋):
対象物を撮像してカラーデジタル画像とする撮像手段と、上記カラーデジタル画像において均一に同様の色を持つ所望領域を示す確率密度関数を予め記憶しておく確率密度関数格納手段と、上記所望領域を構成する各画素の色に基づいて上記確率密度関数を計算することにより、各画素の色の確からしさを算出する領域確率計算手段と、上記カラーデジタル画像上の任意の3つ以上の点を接続することにより形成され画像全体を覆うように設けられる仮想的な網の情報を記憶しておく網情報格納手段と、上記点の位置関係に基づいて定義される網の内部エネルギーと、点が位置する画素の色の確からしさに基づいて定義される網の画像エネルギーとをそれぞれ計算するエネルギー計算手段とを有し、1つの点を移動させたときの網の内部エネルギーと画像エネルギーとの合計値を、上記点を移動させる前の合計値と比較し、合計値が変化するときは網が収縮する方向へ点の移動を行い、合計値が変化しなくなった時点で点の移動を停止することを特徴とする領域抽出装置。
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