特許
J-GLOBAL ID:200903064811402188

ベクトルレジスタのアドレス指定

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-147256
公開番号(公開出願番号):特開平11-353305
出願日: 1999年05月26日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 コストと複雑さについてのオーバヘッドが大きかったり、個々のロードと記憶のオペレーションを実行することで効率が悪い点を避ける。【解決手段】 連続ブロックメモリアクセス命令を使用して、データ値がメモリ30とレジスタバンク38内のレジスタの間で転送される。ベクトル処理命令が、一連のレジスタ内のデータ値に対して実行すべき処理オペレーションの系列を指定する。各オペレーションの間にストライド値によって制御される値だけレジスタアドレスがインクリメントされる。したがって、各反復の間に0、1、2または4等の値だけレジスタアドレスをインクリメントできる。これにより、各反復に対して必要とされるデータ値がメモリ30内で相互に隣接していないベクトルオペレーションをサポートしつつ、ブロックメモリアクセス命令を連続メモリアドレスに保持するための機構が得られる。
請求項(抜粋):
データ処理装置であって、該データ処理装置が、操作すべきデータ値を保持するための複数のレジスタをそなえたレジスタバンクであって、前記レジスタの各々がレジスタアドレスをそなえる、レジスタバンクと、少なくとも一つのブロックメモリアクセス命令に応答して、メモリの中の複数の連続アドレスのメモリロケーションと前記レジスタバンクの中の複数の連続アドレスのレジスタの間でメモリアクセスを行うためのメモリアクセス回路と、少なくとも一つのベクトル処理命令に応答して、前記レジスタの所定の系列の中に記憶されたオペランドに対してデータ処理オペレーションを複数回引き続いて実行するための命令復号器と、を具備し、前記データ処理オペレーションの各実行の間に、前記命令復号器はストライド値に応答して、前記データ処理オペレーションで使用されるオペランドを記憶するレジスタのレジスタアドレスを前記ストライド値によって指定された量だけインクリメント(増分)する、データ処理装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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