特許
J-GLOBAL ID:200903064902915528

燃料電池システムの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  栗原 彰 ,  川又 澄雄 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-354325
公開番号(公開出願番号):特開2006-164741
出願日: 2004年12月07日
公開日(公表日): 2006年06月22日
要約:
【課題】 燃料電池の酸化剤極の触媒に酸化被膜が生じることによって燃料電池の電流電圧特性が変化した場合でも、電流電圧特性を精度良く学習することが可能な燃料電池システムの制御装置を提供する。【解決手段】 燃料電池システム1を制御するコントローラ13は、電流センサ18及び電圧センサ19の検出値に基づいて、発電電流の変化に対する発電電圧の変化量を規定する第1の学習パラメータAと、発電電流が0の場合の発電電圧を規定する第2の学習パラメータBにより、電流電圧特性を電流の1次関数として学習する。また、コントローラ13は、燃料電池に電流電圧特性に、回復可能な劣化の影響で特性変化が生じた場合、第1の学習パラメータAの変化率を第2の学習パラメータBの変化率より小さく制限する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
燃料ガスと酸化剤ガスを供給して発電を行う燃料電池を備えた燃料電池システムの制御装置において、 燃料電池の出力電流を検出する電流検出手段と、 燃料電池の出力電圧を検出する電圧検出手段と、 前記電流検出手段及び前記電圧検出手段の検出値に基づいて、燃料電池の出力電流と出力電圧の関係である電流電圧特性を学習する電流電圧特性学習手段と、 前記電流電圧特性に、回復可能な劣化の影響で特性変化が生じている場合に、前記電流電圧特性学習手段の学習パラメータの変化量を制限する学習パラメータ変化率制限手段と、を備え、 前記電流電圧特性学習手段は、前記燃料電池の出力電流の変化に対する出力電圧の変化量を規定するための第1の学習パラメータと、第1の学習パラメータ以外の第2の学習パラメータを有し、 前記学習パラメータ変化率制限手段は、前記電流電圧特性に、回復可能な劣化の影響で特性変化が生じている場合に、第1の学習パラメータの変化率を、第2の学習パラメータの変化率より小さく制限することを特徴とする燃料電池システムの制御装置。
IPC (3件):
H01M 8/04 ,  B60K 1/04 ,  B60K 8/00
FI (3件):
H01M8/04 Z ,  B60K1/04 Z ,  B60K8/00
Fターム (9件):
3D035AA05 ,  3D035BA01 ,  5H026AA06 ,  5H026HH06 ,  5H027AA06 ,  5H027KK52 ,  5H027KK54 ,  5H027KK56 ,  5H027MM26
引用特許:
出願人引用 (1件)

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