特許
J-GLOBAL ID:200903064985394052

燃料電池の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-338121
公開番号(公開出願番号):特開平11-154522
出願日: 1997年11月21日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 固体高分子電解質膜への接着剤の接着強さを高めて、ガスシーリングの信頼性に優れた燃料電池を製造する。【解決手段】 電解質膜をアノードおよびカソードで挟んで接合した接合体を、25[°C]の温度、50[%]の湿度の雰囲気下に1時間以上さらす(S110)。続いて、セパレータを用意して、そのセパレータにおいて電解質膜との接続部に対応する領域に接続剤を塗布する(S120)。接着剤は、エポキシ樹脂と変性シリコンとを混合したゴム変性接着剤で、硬化後の弾性率が10[MPa]以下、硬さ(デュロメータA)が90以下である特性をもつものである。その後、電解質膜にセパレータを積層して硬化させる(S130,140)。上記S110の工程により、電解質膜の含水率λは値4以下となり、その電解質膜への接着剤による接着強さは高いものとなる。
請求項(抜粋):
固体高分子電解質膜からなる電解質層を枠体に固着して燃料電池を製造する燃料電池の製造方法において、前記固体高分子電解質膜の含水率(H2O のモル分率)を4以下の状態にし、前記固体高分子電解質膜と前記枠体とを接着剤を用いて接着することを特徴とする燃料電池の製造方法。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M 8/02 P ,  H01M 8/02 S ,  H01M 8/10
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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