特許
J-GLOBAL ID:200903065001943898

燃料噴射弁及びその組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-277528
公開番号(公開出願番号):特開平11-132127
出願日: 1997年10月09日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 燃料噴射弁の組立性を向上する。【解決手段】 複合磁性材料で形成した1本のパイプ20を磁性化し、その中間部のみを非磁性化することで、磁性の燃料コネクタ部21、非磁性の中間パイプ部22及び磁性のバルブボディ部23を一体に形成する。燃料コネクタ部21内に円筒状の固定鉄心26を圧入し、この固定鉄心26の内周側にパイプ状のアジャスタ28とスプリング29を装着し、スプリング29によるニードルバルブ30の付勢力の調整後に燃料コネクタ部21の外周部をかしめて、その内周側に固定鉄心26とアジャスタ28とをかしめ固定する。ニードルバルブ30の上端部に連結した可動鉄心35をバルブボディ部23の上部に摺動自在に嵌合し、中間パイプ部22の中間位置で可動鉄心35の上端面を固定鉄心26の下端面に対向させると共に、中間パイプ部22の外周にソレノイド40を取り付ける。
請求項(抜粋):
燃料配管に連結される燃料コネクタ部と、噴射口を開閉するニードルバルブを内蔵するバルブボディ部と、前記燃料コネクタ部と前記バルブボディ部とを接続する中間パイプ部と、前記燃料コネクタ部の内側に位置する固定鉄心と、前記バルブボディ部の内側に位置して前記ニードルバルブに連結された可動鉄心とを備え、前記燃料コネクタ部、前記中間パイプ部及び前記バルブボディ部を複合磁性材料で一体に形成し、前記燃料コネクタ部と前記バルブボディ部とを磁性化して、これらを前記固定鉄心と前記可動鉄心に磁束を通す磁気回路の構成部品として用い、前記中間パイプ部を非磁性化して前記燃料コネクタ部と前記バルブボディ部との間の磁束の短絡を防ぐようにしたことを特徴とする燃料噴射弁。
FI (4件):
F02M 51/06 G ,  F02M 51/06 A ,  F02M 51/06 F ,  F02M 51/06 S
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る