特許
J-GLOBAL ID:200903065059208594

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-031552
公開番号(公開出願番号):特開平10-226225
出願日: 1997年02月17日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 冷凍サイクル1の停止中に、大きな電力を必要とする電気部品を使用することなく、冷媒圧縮機2への液冷媒の寝込みを防止すると共に、冷媒凝縮器3側から冷媒圧縮機2への冷媒の逆流を完全に防止する。【解決手段】 減圧装置として温度作動式の膨張弁5を使用し、且つ冷媒圧縮機2の吐出口と冷媒凝縮器3の入口との間を連結する冷媒配管の途中に逆止弁7を設置した。そして、冷凍サイクル1を運転した後に冷凍サイクル1を停止する信号を受けた場合に、冷媒圧縮機2の駆動、軸流式ファン11および遠心式ブロワ13の作動を所定時間継続すると共に、その間は遠心式ブロワ13の送風量を最小風量にすることで膨張弁5で冷媒蒸発器6側の冷媒量を少なくし、冷媒凝縮器3側の冷媒量を多くした。これにより、冷凍サイクル1を長期間使用しなくても、冷媒圧縮機2への液冷媒の寝込みを防止できる。
請求項(抜粋):
冷媒圧縮機、冷媒凝縮器、気液分離器、減圧装置および冷媒蒸発器を環状に連結してなると共に、前記減圧装置として、前記冷媒蒸発器内における冷媒の気化状態に応じて前記冷媒蒸発器に供給する冷媒量を調節する温度作動式の膨張弁を用いた冷凍サイクルと、前記冷媒圧縮機を駆動する圧縮機駆動手段と、前記冷媒凝縮器への送風を行う凝縮器送風機と、前記冷媒蒸発器への送風を行う蒸発器送風機と、前記圧縮機駆動手段、前記凝縮器送風機および前記蒸発器送風機の作動および停止を制御する空調制御装置とを備えた車両用空気調和装置において、前記冷凍サイクルは、前記冷媒圧縮機と前記冷媒凝縮器との間に、前記冷媒凝縮器より前記冷媒圧縮機へ向かう冷媒の逆流を阻止する逆流防止手段を設け、前記空調制御装置は、前記冷凍サイクルを停止する指令を受けてから所定時間が経過するまでの間、前記圧縮機駆動手段および前記凝縮器送風機の作動を継続させると共に、前記蒸発器送風機を最低回転速度で作動させることを特徴とする車両用空気調和装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 622 ,  B60H 1/32 626 ,  F25B 1/00 351
FI (3件):
B60H 1/32 622 Z ,  B60H 1/32 626 Z ,  F25B 1/00 351 T
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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