特許
J-GLOBAL ID:200903065065014262

重荷重用空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-277223
公開番号(公開出願番号):特開2009-101943
出願日: 2007年10月25日
公開日(公表日): 2009年05月14日
要約:
【課題】補強層34とゴムチェーファー37との間に生じる亀裂、セパレーションを効果的に抑制する。【解決手段】空気入りタイヤ11の負荷転動によりビード部13等が倒れ込むと、ゴムチェーファー37はリムフランジ10aに押されて子午線方向両側に向かって変形し、外側補強層34とゴムチェーファー37との間に大きなせん断力が発生するが、低モジュラスの緩衝ゴム層(サイドトレッド28)を少なくともA、B点間の領域において外側補強層34とゴムチェーファー37との間に配置すると、該緩衝ゴム層が前述のせん断応力を効果的に緩和し、亀裂、セパレーションの発生を効果的に抑制する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
対をなすビードコアと、これらビードコア間をトロイダル状に延びる本体部およびビードコアの回りに内側から外側に向かって折返された折返し部からなるカーカス層と、カーカス層の軸方向両外側に配置されたサイドトレッドと、少なくとも前記折返し部を覆うよう配置され、内部に多数本の互いに平行な補強コードが埋設された補強層と、前記ビードコアの周囲でカーカス層および補強層を覆うよう配置されるとともに、空気入りタイヤが組み付けられるリムと補強層との間に介装されたゴムチェーファーとを備え、補強層に対する法線のうちビードヒールを通過する直線Lと該補強層とが交差する点をAとし、前記補強層に対する法線のうちリムのリムフランジとゴムチェーファーとの離反点Rを通る直線Mと補強層とが交差する点をBとした重荷重用空気入りタイヤにおいて、いずれかの補強層の半径方向外端が点B上またはこれより半径方向外側に位置しているとき、該補強層とゴムチェーファーとの間に、少なくとも点Aから点Bまで延在し、 100%モジュラス値がゴムチェーファーの 100%モジュラス値より小さい緩衝ゴム層を配置したことを特徴とする重荷重用空気入りタイヤ。
IPC (2件):
B60C 15/06 ,  B60C 13/00
FI (3件):
B60C15/06 F ,  B60C15/06 C ,  B60C13/00 E
引用特許:
出願人引用 (1件)

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