特許
J-GLOBAL ID:200903065127681619

磁気式回転検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-318412
公開番号(公開出願番号):特開平9-159684
出願日: 1995年12月06日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 車両などの各種装置に組み込まれた磁気式回転検出装置の製造コストの低減を図るとともに検出精度を良好にする。【解決手段】 N極とS極を交互に回転方向に沿って着磁した磁気回転板10の着磁面に、回転センサ20内に組み込まれた磁気抵抗素子30を対向させる。磁気抵抗素子30は、磁性体と非磁性体を交互に積層するとともに線状パターン化した人工格子膜を有し、人工格子膜の面に平行な磁界の強さの変化に対してのみ人工格子膜の抵抗値を大きく変化させる性質を有する。この性質を利用すれば、人工格子膜の抵抗値の変化により信号処理回路40にて大きく変化する電圧信号を得ることができ、回転センサ20内に増幅器などの他の回路を必要としなくなるとともに、コネクタ片22の数を少なく済ませることができる。
請求項(抜粋):
中心軸回りに回転する回転面に回転方向に沿って着磁状態を異ならせて着磁した回転体と、磁性体と非磁性体を交互に積層するとともに線状パターン化した人工格子膜を有してなり前記回転体の着磁部に対向して配置した磁気抵抗素子と、前記磁気抵抗素子と隔離して配置されるとともに同磁気抵抗素子の人工格子膜の両端に導線を介して接続され、前記回転体の回転に伴う磁界の強さの変化に応じた前記人工格子膜の抵抗値の変化に基づいて同回転体の回転に応じたパルス列信号を出力する信号処理回路とを備えたことを特徴とする磁気式回転検出装置。
IPC (2件):
G01P 3/487 ,  G01D 5/245
FI (2件):
G01P 3/487 D ,  G01D 5/245 R
引用特許:
審査官引用 (2件)

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