特許
J-GLOBAL ID:200903065211665254

時刻差測定方法および時計同期装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-114011
公開番号(公開出願番号):特開平10-303987
出願日: 1997年05月01日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 一つの通信網に接続された複数のノードがそれぞれ有する時計について、その時刻差を測定したいが、これまではさまざまな測定条件に対応できる測定方法がない。【解決手段】 ノードaおよびノードb間でN回メッセージ送受信を繰り返す。その結果得られた時刻差の標本値が正規分布していない場合には変数変換を施し正規分布に近づけた上で統計処理を施す。これにより、平均値および平均値区間を求め、さらに、この平均値および平均値区間に対して変数変換の逆変換を施すことにより最終的な時間差を得る。
請求項(抜粋):
一つの通信網に接続された二つのノードaおよびノードbの管理する時計の時刻差Δを測定する時刻差測定方法であって、前記ノードaおよびノードbの間で複数N回にわたりメッセージを互いに送受信し合い、{(ta1 +tb2 )-(ta2 +tb1 )}/2=Δ+(Dab-Dba)の左辺の計算を複数N回行い、その計算を行った値が正規分布に近い分布をしているか否かを判定し、正規分布に近くないときには変数変換によって正規分布に近い分布に変換して統計処理を行い、その統計処理により求められた数値を前記変数変換の逆変換することを特徴とする時刻差測定方法。ただし、前記ノードaから前記ノードbへのメッセージについてこのノードaの時計で測定した送信時刻をta1 、このノードbの時計で測定した受信時刻をtb1 、前記ノードbから前記ノードaへのメッセージについてこのノードbの時計で測定した送信時刻をtb2 、このノードaの時計で測定した受信時刻をta2 、前記ノードaから前記ノードbへの通信遅延時間をDab、前記ノードbから前記ノードaへの通信遅延時間をDbaとする。
IPC (3件):
H04L 12/64 ,  G06F 1/14 ,  H04L 7/00
FI (3件):
H04L 11/20 A ,  H04L 7/00 Z ,  G06F 1/04 351 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

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