特許
J-GLOBAL ID:200903065258475992

マルテンサイト系ステンレス鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-326163
公開番号(公開出願番号):特開平11-158551
出願日: 1997年11月27日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 マルテンサイト系ステンレス鋼管の従来の製造方法は、いずれも、製管加工後に多くの熱処理を要するため、経済的に製造できない。【解決手段】 C:0.005 〜0.02%、Si:1.0 %以下、Mn:0.2 〜2.0 %、P:0.03%以下、S:0.005 %以下、Cr:7.0 〜14.0%、Ni:1.0 〜7.0 %、Ti:3.5(C+N) 〜0.15%、N:0.015 %以下、残部Feおよび不可避的不純物からなるビレットに、仕上圧延における断面圧縮率が40%以上となるとともに仕上温度が900 °C以上となるようにして、熱間で製管加工を行い、この製管加工を終了した後に引き続いて、900 〜1000°Cの温度に再加熱して水焼入れを行い、この水焼入れの終了後に、500 〜750 °Cの温度で焼戻しを行う。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.005 〜0.02%、Si:1.0 %以下、Mn:0.2〜2.0 %、P:0.03%以下、S:0.005 %以下、Cr:7.0 〜14.0%、Ni:1.0 〜7.0 %、Ti:3.5(C+N) 〜0.15%、N:0.015 %以下、残部Feおよび不可避的不純物からなるビレットに、仕上圧延における断面圧縮率が40%以上となるとともに仕上温度が900 °C以上となるようにして、熱間で製管加工を行い、当該製管加工を終了した後に引き続いて、900 〜1000°Cの温度に再加熱して水焼入れを行い、当該水焼入れの終了後に、500 〜750 °Cの温度で焼戻しを行うことにより、継目無鋼管を製造することを特徴とする耐炭酸ガス腐食性、カソード防食性および溶接性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼管の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/08 ,  B21B 3/02 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/58
FI (4件):
C21D 9/08 E ,  B21B 3/02 ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (1件)

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