特許
J-GLOBAL ID:200903081167564408

マルテンサイト系ステンレス鋼継目無鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-098380
公開番号(公開出願番号):特開平9-287023
出願日: 1996年04月19日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】製管ライン内で製管に引き続いて熱処理を行い、異方性がなく強度と耐食性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼の継目無鋼管を製造する方法の提供。【解決手段】マルテンサイト系のステンレス鋼を用いて継目無鋼管を製造する方法であって、下記?@〜?Bの工程を順次行うことを特徴とする。?@ 中空素管に施す延伸加工および仕上げ加工を、両加工における合計の加工度で40%以上、仕上げ温度 800〜1100°Cで行い継目無鋼管とする工程、?A 上記継目無鋼管を補熱炉に装入し、下記の (a)式で規定されるfnの値が22000 から27000 までの間の値となる温度T (°C) および時間t(hr)での補熱を行う工程、?B 補熱炉から取り出した継目無鋼管を、少なくとも600 °Cまでは10°C/分以上の冷却速度として 200°C以下まで冷却し、次いで 500〜780 °Cで焼き戻す工程。fn=(T+ 273) × (21+ logt) ・・・ (a) ただし、T≧ 800 (°C) である。
請求項(抜粋):
常温で実質的にマルテンサイト組織となるステンレス鋼を用いて継目無鋼管を製造する方法であって、下記?@〜?Bの工程を順次行うことを特徴とする継目無鋼管の製造方法。?@ 中空素管に施す延伸加工および仕上げ加工を、両加工における合計の加工度で40%以上、仕上げ温度 800〜1100°Cで行い継目無鋼管とする工程、?A 上記継目無鋼管を補熱炉に装入し、下記の (a)式で規定されるfnの値が22000 から27000 までの間の値となる温度T (°C) および時間t(hr)での補熱を行う工程、?B 補熱炉から取り出した継目無鋼管を、少なくとも 600°Cまでは10°C/分以上の冷却速度として200 °C以下に冷却した後、 500〜780 °Cで焼き戻す工程。fn=(T+ 273) × (21+ logt) ・・・ (a)ただし、T≧ 800 (°C) である。
IPC (4件):
C21D 8/10 ,  B21B 3/02 ,  B21B 17/02 ,  C21D 9/08
FI (4件):
C21D 8/10 D ,  B21B 3/02 ,  B21B 17/02 Z ,  C21D 9/08 H
引用特許:
審査官引用 (4件)
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