特許
J-GLOBAL ID:200903065266488351

プリズム及び光ピックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 慎史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-119090
公開番号(公開出願番号):特開2000-311375
出願日: 1999年04月27日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】 レーザ光を整形する機能、レーザ光の波長変動が発生しても倍率変動及び出射光の光軸傾き変動を補正する機能、及び、波長の異なる2つの半導体レーザ光源から出射されたレーザ光を同一光路に合成する機能を単体で得られるプリズムを提供する。【解決手段】 プリズム5内に第1の光路L1〜L6と第2の光路L7〜L11とを備え、これらの2つの光路のうち少なくとも一方が、レーザ光を整形する機能と、波長変動が発生してもビ-ム整形プリズムの倍率変動及び出射光の光軸傾き変動を補正する機能とを有するように光学定数が設定されており、かつ、これらの機能を屈折率材料の異なる第1,第2,第3の3つのプリズム5A,5B,5Cを貼り合わせて一体化した単体のプリズム5で得ているので、光ピックアップ装置などの機器に搭載させる場合、複数のプリズムで上記機能を得る場合に比べ、小型化・組付調整の簡素化を図れる。
請求項(抜粋):
第1の屈折率材料からなる第1プリズムと、第2の屈折率材料からなる第2プリズムと、第3の屈折率材料からなる第3プリズムとを順に貼り合わせて一体化させてなり、入射ビームを前記第1プリズムから入射させ、この第1プリズム及び前記第2プリズムを通過した後、第2,第3プリズム接合面で反射させ、再び前記第2プリズム及び前記第1プリズムを通過した後、この第1プリズムから出射する出射ビームとする第1の光路と、入射ビームを前記第3プリズムから入射させ、これらの第3,第2,第1プリズムを順に透過した後、前記第1プリズムから出射する出射ビームとし、或いは、前記第1プリズムから入射させ、これらの第1,第2,第3プリズムを順に透過した後、前記第3プリズムから出射する出射ビームとする第2の光路とが設定され、これらの第1又は第2の光路のうち少なくとも何れか一方の光路は、入射ビームの強度分布形状を、楕円形状から略円形状に整形するとともに、通過するプリズム間の屈折率の波長依存性を互いに打ち消し合うように光学定数が設定されているプリズム。
IPC (2件):
G11B 7/135 ,  G02B 5/04
FI (3件):
G11B 7/135 A ,  G02B 5/04 A ,  G02B 5/04 D
Fターム (17件):
2H042CA00 ,  2H042CA06 ,  2H042CA11 ,  2H042CA14 ,  2H042CA17 ,  5D119AA01 ,  5D119AA43 ,  5D119BA01 ,  5D119EB03 ,  5D119EC01 ,  5D119EC15 ,  5D119EC47 ,  5D119FA08 ,  5D119HA63 ,  5D119JA07 ,  5D119JA32 ,  5D119JA64
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る