特許
J-GLOBAL ID:200903065267465215

金属セラミック-接合体の評価方法、金属セラミック-接合体の製造方法、金属-セラミック接合体及びそれを用いたエンジン用摺動部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-044940
公開番号(公開出願番号):特開2000-247759
出願日: 1999年02月23日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 超音波探傷法に基づく接合面積率により接合体の信頼性を的確に評価するための接合体の評価方法を提供する。【解決手段】 ろう材層に対応して設定された投影断面の幾何学的重心をGとし、該投影断面の外形線上の各点Qと重心Gとを結ぶ線分GQを、G側から80%の位置にて内分する点Kを順次つないで得られる軌跡を仮想境界線Bとして、投影断面の該仮想境界線Bよりも外側に位置する領域ACにおける接合面積率RBを超音波探傷法を用いて知ることにより、接合部が必要十分な強度と耐久性とを有しているかどうかについて的確な評価を行うことができる。
請求項(抜粋):
ろう材層を含んだ接合部を介して金属体とセラミック体とが接合された構造を有する金属-セラミック接合体の評価方法であって、前記ろう材層中に、前記金属本体部と前記セラミック体との接合方向と直交する仮想的な断面(以下、投影断面という)を設定し、前記接合部に形成されている空隙を検出するために、前記接合方向において前記セラミック体側から超音波を入射することにより超音波探傷を行い、それによって検出された空隙を前記投影断面に投影したときに、前記投影断面における、寸法20μm以上にて予め定められる閾寸法よりも大きい空隙が検出されない領域の面積率を接合面積率として、前記投影断面の幾何学的重心をGとし、該投影断面の外形線上の各点Qと前記重心Gとを結ぶ線分GQをG側から80%の位置にて内分する点Kを順次つないで得られる軌跡を仮想境界線Bとして、前記投影断面の該仮想境界線Bよりも外側に位置する領域ACにおける接合面積率(RB)ACに基づき、前記接合部の評価を行うことを特徴とする金属-セラミック接合体の評価方法。
IPC (3件):
C04B 37/02 ,  F01L 1/14 ,  F01L 1/46
FI (3件):
C04B 37/02 B ,  F01L 1/14 B ,  F01L 1/46 B
Fターム (16件):
3G016BB02 ,  3G016BB09 ,  3G016CA13 ,  3G016CA14 ,  3G016CA43 ,  3G016DA26 ,  3G016EA01 ,  3G016EA14 ,  3G016EA24 ,  3G016FA33 ,  4G026BA01 ,  4G026BA17 ,  4G026BB01 ,  4G026BF17 ,  4G026BF24 ,  4G026BH03
引用特許:
審査官引用 (2件)

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