特許
J-GLOBAL ID:200903065312436310

2値画像多値化縮小処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-160033
公開番号(公開出願番号):特開平10-011571
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 2値画像を多階調化して縮小する処理を、如何なるフィルタを用いた場合にも最小の演算回数で高速に実現できるようにするための2値画像縮小処理装置を得る。【解決手段】 2N :1多値化縮小処理部で2:1縮小用フィルタを用いて、1画素1ビット表現された2値画像にフィルタリングして多階調を発生させることで、入力画像を2:1に縮小するまでの処理を高速化する。また、間引き率分割制御部で決定された回数(N-1回)繰り返し施して2N:1縮小M階調画像を生成することで、少ない積和演算回数でM階調縮小画像を生成する。さらに、追加縮小処理部で、2N :1多値化縮小処理部で生成された画像に間引き率分割制御部で決定された倍率だけ縮小処理を施して、入力された所望の倍率のM階調縮小画像を生成する。
請求項(抜粋):
入力された縮小率(間引き率;a:1)を2N :1とa/2N :1に分割し、後者の間引き率であるa/2N :1をP:Q(P、Qは互いに素の正整数、P>Q、P:Q≠2:1)に近似する間引き率分割制御部と、2:1の縮小処理に用いる2:1縮小用フィルタとP:Qの縮小処理に用いるP:Q縮小用フィルタをそれぞれ選択するフィルタ選択部と、選択された2:1縮小用フィルタを用いて2:1の多値化縮小処理の繰り返し処理で2N :1の多値化縮小処理を行う2N :1多値化縮小処理部と、P:Q≠1:1の場合、2N :1多値化縮小処理部で2N :1に多値化縮小処理された入力2値画像を、P:Q縮小用フィルタを用いて縦・横各方向ごとにP:Qに縮小処理する追加縮小処理部と、2N :1≠1:1の場合、2N :1多値化縮小処理部で縮小処理し、続いて追加縮小処理部に処理を移し、ここで、P:Q=1:1の場合には、追加縮小処理を行うことなく画像表示部に画像を渡し、P:Q≠1:1の場合には、追加縮小処理を行うように追加縮小処理部を制御し、2N :1=1:1の場合、2N :1多値化縮小処理を行わず、ここで、P:Q=1:1の場合には、追加縮小処理を行うことなく1画素1ビット表現されている入力画像データを多値画像のデータフォーマットの画像に変換して画像表示部に渡し、P:Q≠1:1の場合には、1画素1ビット表現の画像データから直接、多値画像のデータフォーマットを持つP:Qの縮小画像を生成し、画像表示部に渡すように追加縮小処理を制御する多値化縮小処理制御部とを備え、、任意倍率の多値化縮小処理を2N :1の多値化縮小処理と追加縮小処理の組み合わせによって処理を高速化することを特徴とする2値画像多値化縮小処理装置。
IPC (4件):
G06T 5/00 ,  G06T 3/40 ,  H04N 1/393 ,  H04N 1/40
FI (4件):
G06F 15/68 310 J ,  H04N 1/393 ,  G06F 15/66 355 P ,  H04N 1/40 103 B
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-193930   出願人:キヤノン株式会社
  • 画像縮小装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-051520   出願人:川崎製鉄株式会社
  • 特開昭60-045290
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