特許
J-GLOBAL ID:200903065354825279
偏光位相差板および回折光学素子
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
中尾 俊輔
, 伊藤 高英
, 畑中 芳実
, 大倉 奈緒子
, 玉利 房枝
, 鈴木 健之
, 磯田 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-281398
公開番号(公開出願番号):特開2008-096892
出願日: 2006年10月16日
公開日(公表日): 2008年04月24日
要約:
【課題】簡易な構成により、必要な位相差量を確保しつつ、フレネル反射を有効に抑制して光のロスおよび透過出射光の強度の振動を低減させることができ、ひいては、光学特性の向上、コストの削減および製造不良の低減を図ることができ、あわせて製造性を向上させることができる優れた品質の偏光位相差板を提供する。【解決手段】回折格子14の凸部12の断面形状および高さによって、フレネル反射の抑制と位相差量の確保とを両立させ、金型を用いて偏光位相差板を成形する場合における金型への樹脂材料の充填性および金型からの成形品の離型性を向上させることが可能とした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基板の厚み方向における少なくとも一方の表面に、複数の凸部が整列された一定の周期を有する回折格子が形成され、前記回折格子の構造複屈折を利用可能に形成された偏光位相差板であって、
前記回折格子の周期が、使用する光の波長以下の大きさに形成され、
前記凸部が、前記基板の厚み方向に所定の高さを有するとともに、前記基板の前記表面から前記厚み方向における前記凸部の突出方向に向かって順に、底部、中腹部および頂部を有し、
前記底部の断面形状が、前記凸部の仮想中心線を挟んで互いに線対称とされた前記底部の断面の2つの外形線であり、楕円方程式を満足する曲線状の2つの外形線によって規定される断面形状に形成され、
前記中腹部の断面形状が、前記凸部の仮想中心線を挟んで互いに線対称とされた前記中腹部の断面の2つの外形線であり、前記頂部に向かうにしたがって前記凸部の中心側に向かう直線状の2つの外形線によって規定されるテーパ状の断面形状に形成されていること
を特徴とする偏光位相差板。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
2H049BA06
, 2H049BA07
, 2H049BA42
, 2H049BA47
, 2H049BB62
, 2H049BC01
, 2H049BC08
引用特許:
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