特許
J-GLOBAL ID:200903065428444043
推定装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-368124
公開番号(公開出願番号):特開2007-172237
出願日: 2005年12月21日
公開日(公表日): 2007年07月05日
要約:
【課題】非ガウス性雑音が存在する環境でも、精度良くしかもリアルタイムに時系列ベイズ推定を行うことが可能な推定装置を提供する。【解決手段】混合分布生成部14が、頭部姿勢を表すアフィンパラメータの推定結果に基づく上位予測分布と、顔特徴点の推定結果に基づく下位予測分布とを、混合比αa,t ,αz,t にて混合してなる混合分布に従ったパーティクルを生成し、そのパーティクルの重みを、観測部22が、観測データzt ,テンプレートtpn を用いて算出することにより、重みのあるパーティクルで表現された顔特徴点の位置の推定分布を求める。その推定分布に従うようリサンプルされたパーティクル、混合分布の生成に用いられた両予測分布に基づき、混合比算出部20が、推定分布と最も近似した混合分布が得られるよう事後的に求めた混合比を、次回の推定で使用する混合比αa,t+1 ,αz,t+1 として算出する。【選択図】図9
請求項(抜粋):
観測可能な状態から推定対象の隠れ状態を時系列に推定する推定装置であって、
前記推定対象の隠れ状態から観測可能な状態が観測される過程が階層構造を有し、
前記階層構造は、前記推定対象の隠れ状態と前記観測可能な状態の間に、前記推定対象の隠れ状態と前記観測可能な状態の両者と因果関係を持つ中間の隠れ状態を持ち,前記推定対象の隠れ状態が時間変化に伴って状態遷移する構造を持つ階層構造であって、
前時刻(以下、時刻t-1とする)の推定対象の隠れ状態推定情報と推定対象の隠れ状態の状態遷移構造とに基づいて、現時刻t(以下、時刻tとする)の推定対象の隠れ状態予測情報を生成する推定対象の隠れ状態予測手段と、
前記時刻tの推定対象の隠れ状態予測情報と、前記推定対象の隠れ状態と前記中間の隠れ状態との間の因果関係とに基づいて、時刻tの推定対象の隠れ状態の状態遷移構造による中間の隠れ状態予測情報を生成する推定対象の隠れ状態の状態遷移構造による中間の隠れ状態予測手段と、
時刻tの観測可能な状態の観測データと、後述する混合手段によって生成された時刻tの中間の隠れ状態予測情報とに基づいて、時刻tの中間の隠れ状態の尤度を生成する中間の隠れ状態の尤度観測手段と、
前記時刻tの中間の隠れ状態予測情報と、前記時刻tの中間の隠れ状態の尤度と、に基づいて時刻tの中間の隠れ状態推定情報を生成する中間の隠れ状態推定手段と、
前記時刻tの中間の隠れ状態推定情報と、前記時刻tの推定対象の隠れ状態予測情報とに基づいて、時刻tの推定対象の隠れ状態の尤度を生成する推定対象の隠れ状態の尤度観測手段と、
前記時刻tの推定対象の隠れ状態予測情報と、前記時刻tの推定対象の隠れ状態の尤度と、に基づいて時刻tの推定対象の隠れ状態推定情報を生成する推定対象の隠れ状態推定手段と、
を備え、
前記階層構造に、前記中間の隠れ状態にも時間変化に伴って状態遷移する構造と、
時刻t-1の中間の隠れ状態推定情報と中間の隠れ状態の状態遷移構造とに基づいて、時刻tの中間の隠れ状態の状態遷移構造による中間の隠れ状態予測情報を生成するところの、中間の隠れ状態の状態遷移構造による中間の隠れ状態予測手段と、
前記時刻tの推定対象の隠れ状態の状態遷移構造による中間の隠れ状態予測情報と、前記時刻tの中間の隠れ状態の状態遷移構造による中間の隠れ状態予測情報を予め設定された混合比に従って混合することで前述の時刻tの中間の隠れ状態予測情報を生成する混合手段と、
を設けたことを特徴とする推定装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G06T7/20 A
, G06T1/00 340A
Fターム (22件):
5B057AA16
, 5B057BA02
, 5B057CA12
, 5B057CA16
, 5B057DA06
, 5B057DB02
, 5B057DC05
, 5B057DC08
, 5B057DC36
, 5L096BA02
, 5L096BA04
, 5L096BA18
, 5L096CA02
, 5L096FA02
, 5L096FA25
, 5L096FA32
, 5L096FA33
, 5L096FA34
, 5L096GA30
, 5L096GA55
, 5L096HA03
, 5L096JA09
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