特許
J-GLOBAL ID:200903065429101654

ケーソン構築方法およびケーソン構築用型枠装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-171154
公開番号(公開出願番号):特開平6-010358
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 型枠の配置や再配置を迅速に行え、コンクリート打設時の変形がなく、しかも据付が簡単に行えるとともに、据付精度が高いケーソンの構築方法およびケーソン構築用型枠装置を提供する。【構成】 ケーソンは、底版1上の外周に一体に立設される外壁2と、外壁2の内側にあって底版1上に一体に構築され、正方形状の多数区画室に区画する格子状の仕切り壁4とからなっている。区画室内部にはそれぞれ型枠装置5が配置され、また、区画室A-2,D-5にはそれぞれガイドポスト6が立設されている。さらに、型枠装置5上にあって区画室の全体に支持フレーム7が外壁2および仕切り壁4の側面に対応して格子状に配列され、外壁2に仮固定されている。型枠装置5は、台座9の中心上部に昇降用ジャッキ10を介して昇降かつ着脱可能に連結される昇降フレーム11と、昇降フレーム11の側部四面に進退用ジャッキ12を介して進退可能に垂直支持された型枠14を備える。
請求項(抜粋):
底版の上部に、水平断面を格子状に仕切る仕切り壁を構築することにより複数の区画室を形成してなるケーソン構築方法であって、前記各区画毎に、側部四面に型枠を配置した複数のクライミング式型枠装置を整列配置し、前記各型枠の下端を底版上に仮固定するとともに、前記型枠の上部に格子状の支持フレームを配置し、該支持フレームに前記各型枠の上端を仮固定する第1の工程と、前記底版の直上において前記各型枠同士を対面させた内部にコンクリートを打設し、前記底版の上部に下部仕切り壁を一体に打ち継ぐ第2の工程と、各部の仮固定を解除し、前記各型枠を脱型した後、前記型枠装置および支持フレームを上昇させて仮固定し、次いで前記各型枠の下端を下部仕切り壁の上端に仮固定し、上端を前記支持フレームに仮固定する第3の工程と、前記下部仕切り壁の直上において、前記各型枠同士を対面させた内部にコンクリートを打設して下部仕切り壁の上部に上部仕切り壁を一体に打ち継ぐ第4の工程とを含み、前記第1の工程および第2の工程の終了後、前記第3の工程および第4の工程を繰返すことにより所望の高さの仕切り壁を一体に構築することを特徴とするケーソン構築方法。
IPC (2件):
E02D 23/00 ,  E04G 11/28
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-005367
  • 型枠装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-222072   出願人:三菱重工業株式会社, 五洋建設株式会社, 西菱エンジニアリング株式会社

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