特許
J-GLOBAL ID:200903065470364130

サイクロン式分級装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸田 正行 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-367341
公開番号(公開出願番号):特開2001-179134
出願日: 1999年12月24日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】 【課題】 分級精度の低下を抑制しながら、分離径の変更を広い範囲で可変できるようにしたサイクロン式分級装置を提供する。 【解決手段】 サイクロン塔5の上部から粉体を含む気流を導入させ、サイクロン塔5の中心部に弱い負圧を作用させて微粉を上方に抜き出し、粗粉はサイクロン塔5の下端の粗粉排出口5021から排出させて下方の粗粉貯留槽8に回収する分級装置において、粗粉排出口5021の下方に円錐形状の内側ガイド9を対向させて粗粉排出路13を円環状に形成させ、かつ粗粉排出口5021の開口縁から内側ガイド9の斜面901に対向する範囲に渡りカバー11を設け、このカバー11は、内側ガイド9の円錐形斜面901に対向する範囲で平行に沿設した外側ガイド1111を有していて、この外側ガイドの斜面1112と内側ガイド9の斜面901の対向により円環状の粗粉排出流路を長く形成させた。
請求項(抜粋):
縦筒状をなし下部は断面径が漸減するサイクロン塔の本体を形成する胴筒と、この胴筒の上部に設けられて被分級対象の粉体を含む気流を筒内面に沿って該胴筒内に周方向に導入させる気流導入口と、胴筒中心部に弱い負圧を作用させて微粉を含む気流を上方に抜き出す微粉排出口と、胴筒の下部に至った粗粉を含む気流を下方に排出させる胴筒下端の円形開口型の粗粉排出口と、この下端の粗粉排出口から落下排出される粉体を受け入れる粉体回収容器と、前記粗粉排出口の円形開口の下方に円錐形状の案内面が対向することで落下粉体を含む気流の粗粉排出路を円環状に形成させる内側ガイドと、前記粗粉排出口の開口縁から内側ガイドの円錐形案内面に対向する範囲に渡って連続するように形成されるカバーとを備え、前記カバーは、前記内側ガイドの円錐形案内面に対向する範囲において該内側ガイドの円錐形母線方向に平行して沿設する外側ガイドを有し、この外側ガイドと前記内側ガイドとの対向により前記円環状の粗粉排出路を長く形成させたことを特徴とするサイクロン式分級装置。
Fターム (8件):
4D053AA03 ,  4D053AB01 ,  4D053BA01 ,  4D053BB02 ,  4D053BC01 ,  4D053BD04 ,  4D053CD22 ,  4D053CD25
引用特許:
審査官引用 (4件)
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