特許
J-GLOBAL ID:200903065499371381

トロイダル型無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-195072
公開番号(公開出願番号):特開平9-042401
出願日: 1995年07月31日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 トラニオン及びリンクの耐久性を向上させる。【解決手段】 入力及び出力ディスクの回転軸に対して直交する平面内に配設され、軸方向及び軸回りに変位可能な一対のトラニオン3と、トラニオン3の両端部に形成された回転軸部3a、3bと、回転軸部3a、3bの間で回転軸から所定量だけオフセットしたオフセット軸部3cと、両端部に形成した貫通孔4L、4Rを介して回転軸部3a、3aを連結するとともに、ケーシング10に固設された支持部材12でほぼ中央部を揺動自在に支持されたリンク4と、回転軸部3aに嵌合する貫通孔7bを形成した球体7と、リンク4の貫通孔4Lに外周8bを嵌合する一方、内周8aに凹状の球面を形成して球体7と係合する球面リング8と、トラニオン3のオフセット軸部3cがリンク4と対向する肩部30とリンク4の下面40との間に所定の間隙δを形成する。
請求項(抜粋):
相互に対向する面にトロイド状の溝を形成するとともに、同軸的に配設された入力ディスク及び出力ディスクと、前記入力ディスク及び出力ディスクとの対向面に挟持されて傾転自在な一対のパワーローラと、前記入力及び出力ディスクの回転軸に対して直交する平面内に配設され、軸方向及び軸回りに変位可能な一対のトラニオンと、前記トラニオンの両端部に形成された回転軸部と、前記トラニオンの回転軸部の間で回転軸から所定量だけオフセットしたオフセット軸部と、前記入力ディスク及び出力ディスクとの対向面に挟持されるとともに、前記一対のトラニオンのそれぞれのオフセット軸部に固設された偏心軸に軸支されて回転自在な一対のパワーローラと、両端部に形成した貫通孔を介して一対のトラニオンの回転軸部を連結するとともに、ケーシングに固設された支持部材でほぼ中央部を揺動自在に支持されたリンクと、前記一対のトラニオンを相反する軸方向へそれぞれ駆動するアクチュエータとを備えたトロイダル型無段変速機において、前記回転軸部に嵌合する貫通孔を形成した球体と、前記リンクの貫通孔に外周を嵌合する一方、内周に凹状の球面を形成して前記球体と係合する球面リングと、前記トラニオンのオフセット軸部がリンクと対向する肩部とリンクとの間に形成された所定の間隙δとを備えたことを特徴とするトロイダル型無段変速機。
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開平1-206149
  • 摩擦車式無段変速機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-088026   出願人:日産自動車株式会社
  • 摩擦車式無段変速機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-322206   出願人:日産自動車株式会社
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審査官引用 (2件)
  • 特開平1-206149
  • 摩擦車式無段変速機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-088026   出願人:日産自動車株式会社

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