特許
J-GLOBAL ID:200903065537418230

固体延伸フィルムの製造に有用なポリプロピレン組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-566342
公開番号(公開出願番号):特表2002-523544
出願日: 1999年07月29日
公開日(公表日): 2002年07月30日
要約:
【要約】固体延伸フィルムの製造に有用なポリプロピレン組成物に関する。該組成物は、2つの主にアイソタクチックのポリプロピレンであって、1のポリプロピレンの融点が、他のポリプロピレンの融点より実質的に低いものを含む。該組成物の一の態様において、高融点ポリプロピレンは、チーグラー-ナッタ触媒によって製造され、一方で、低融点ポリプロピレンは、メタロセン触媒によって製造される。類似のメルトフローレイトを有し、チーグラー-ナッタ触媒によって製造されたポリプロピレン、及びそれから製造された延伸フィルムと比較すると、前記組成物は、そこから製造された延伸フィルムの上昇温度延伸特性と物理的性質との良好なバランスを提供する。従って、同一又はより低い上昇温度降伏応力において、前記組成物の延伸フィルムは、改善された性質、例えば、剛性、破断点伸び、寸法安定性及び酸素バリア性を含む。更に、延伸可撓性包装フィルムの製造方法を開示する。該方法において、キャストシートは、組成物から溶融押出され、固体になるまで冷却された後、該キャストシートを、シートが破断しないが該組成物のTmより低い温度で所望程度延伸して伸長した。得られるフィルムは、その後、少なくともポリプロピレンの融点より低い結晶化温度まで冷却される。
請求項(抜粋):
ポリプロピレンフィルムの固体延伸による製造に有用な組成物であって、第1iPPと第2iPPとを含み、第2iPPのTmが第1iPPのTmより実質的に低く、第2iPP対第1iPPの質量比が約5:95〜約95:5の範囲にあり、及び前記組成物のMFRが約1〜10dg/分であることを特徴とする組成物。
IPC (6件):
C08L 23/12 ,  B29C 55/02 ,  B65D 65/02 ,  C08J 5/18 CES ,  B29K 23:00 ,  B29L 7:00
FI (6件):
C08L 23/12 ,  B29C 55/02 ,  B65D 65/02 E ,  C08J 5/18 CES ,  B29K 23:00 ,  B29L 7:00
Fターム (27件):
3E086AB01 ,  3E086BA02 ,  3E086BA04 ,  3E086BA15 ,  3E086BB02 ,  3E086BB05 ,  3E086BB68 ,  3E086BB85 ,  3E086CA01 ,  4F071AA20 ,  4F071AA80 ,  4F071AA84 ,  4F071AA88 ,  4F071AH04 ,  4F071BB02 ,  4F071BB08 ,  4F071BC01 ,  4F210AA11C ,  4F210AG01 ,  4F210QA02 ,  4F210QC05 ,  4F210QD13 ,  4F210QG01 ,  4F210QG18 ,  4J002BB12W ,  4J002BB12X ,  4J002GG02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (2件)
  • プラスチック材料講座 ポリプロピレン樹脂, 19691130, 第2版, p.57
  • プラスチック材料講座 ポリプロピレン樹脂, 19691130, 第2版, p.57

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