特許
J-GLOBAL ID:200903065571631253

列車制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 曾我 道照 ,  曾我 道治 ,  池谷 豊 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  白石 泰三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-257687
公開番号(公開出願番号):特開2004-090859
出願日: 2002年09月03日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
【課題】列車制御信号の伝送品質に影響を及ぼす信号対雑音比を常時計測し、軌道回路の信号送信器の送信電力を調整できる列車制御装置を提供する。【解決手段】軌道間短絡器3の前方にある信号受信手段6によって信号送信器4が出力する列車制御信号を受信しながら、軌道間短絡器3の後方にある信号受信手段8によって列車制御信号の信号帯域内に存在する雑音信号を受信し、信号電力比較手段10によってその都度信号電力と雑音電力の比を検出する。検出された信号対雑音比は、情報送信手段11および情報受信手段12によって車上側から地上側の軌道回路の閉塞区間ごとに設けられた信号送信器4へ伝え、信号送信器4は、検出された信号対雑音比に応じて送信電力を適正なレベルへ調整する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
列車制御信号により列車の運転条件を制御する列車制御装置において、 車上側に、 軌道間短絡器の前方にあって、進行方向前方の地上に設置された信号送信器からの列車制御信号を受信する第1の信号受信手段と、 前記第1の信号受信手段により受信された列車制御信号が使用する信号帯域の周波数成分を抽出する第1の信号帯域制限手段と、 前記軌道間短絡器の後方にあって、当該軌道間短絡器により伝送遮断された無信号状態の雑音信号を受信する第2の信号受信手段と、 前記第2の信号受信手段により受信された列車制御信号が使用する信号帯域の雑音成分を抽出する第2の信号帯域制限手段と、 前記第1の信号帯域制限手段の出力と前記第2の信号帯域制限手段の出力とから信号対雑音比を得る信号電力比較手段と、 前記信号電力比較手段からの信号対雑音比の情報を前記信号送信器に送信する情報送信手段と を備え、 前記信号送信器は、前記信号電力比較手段からの信号対雑音比の情報に基づいて列車制御信号の送信電力の制御を行う ことを特徴とする列車制御装置。
IPC (1件):
B61L1/18
FI (1件):
B61L1/18 Z
Fターム (4件):
5H161AA01 ,  5H161CC02 ,  5H161DD02 ,  5H161FF05
引用特許:
出願人引用 (3件)

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