特許
J-GLOBAL ID:200903065582292663

光スペクトラムアナライザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 誠志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-127316
公開番号(公開出願番号):特開2002-323374
出願日: 2001年04月25日
公開日(公表日): 2002年11月08日
要約:
【要約】【課題】 回折格子の偏波依存性の影響を受けないように構成された光スペクトラムアナライザにおいて、入射部の構造を簡単化し、クロストークをなくす。【解決手段】 偏波変換部22の第1の旋光子23とファラデー回転子25は、第1の光路L1から第3の光路L3へ向かう光の偏波方向を回折格子27の溝28に直交する方向にするとともに第3の光路L3から第1の光路L1へ向かう光の偏波方向を回折格子27の溝28と平行な方向にして偏光分離素子21に出射する。また、第2の旋光子24とファラデー回転子25は、第2の光路L2から第4の光路L4へ向かう光の偏波方向を回折格子27の溝28に直交する方向にするとともに第4の光路L4から第2の光路L2へ向かう光の偏波方向を回折格子27の溝28と直交する方向にして偏光分離素子21に出射し、所定波長の光を入力光路L0と異なる出射光路L5から出射させる。
請求項(抜粋):
測定対象の入射光を、偏波方向が所定の基準面に平行な第1の光成分と、偏波方向が前記基準面に直交する第2の光成分とに分離し、前記第1の光成分を第1の光路(L1)に出射し、第2の光成分を前記第1の光路と異なる第2の光路(L2)に出射する偏光分離素子(21)と、前記偏光分離素子から前記第1の光路に出射された第1の光成分と、前記第2の光路に出射された第2の光成分の偏波方向を前記基準面に平行となるように揃えて、互いに平行で且つ前記基準面に平行な第3の光路(L3)および第4の光路(L4)へそれぞれ出射する偏波変換部(22)と、前記基準面と直交する複数の平行な溝(28)が一面側に設けられた回折格子(27)と、互いに直交し且つ前記基準面に対してそれぞれ45°の角度をなす反射面を有し前記回折格子によって回折された光を前記溝の長さ方向に平行にずれた経路で前記回折格子に反射する反射体(29)とを含み、前記偏波変換部から前記第3の光路を介して前記回折格子に入射された光のうち、前記回折格子に対する入射角と該回折格子に対する前記反射体の角度とによって決まる所定波長の光を前記第4の光路を介して前記偏波変換部側へ出射し、該偏波変換部から前記第4の光路を介して出射された光のうち、前記所定波長の光を前記第3の光路を介して前記偏波変換部側へ出射する波長選択部(26)とを有し、前記波長選択部から前記第3の光路および第4の光路へ出射された所定波長の光を前記偏波変換部によって互いに偏波方向が直交するように変換してその合成光を受光する光スペクトラムアナライザにおいて、前記偏波変換部が、前記第1の光路から前記第3の光路へ向かう光の偏波方向を所定方向回りに45°回転させ、前記第3の光路から前記第1の光路へ向かう光の偏波方向を前記所定方向と逆の方向回りに45°回転させる第1の旋光子(23)と、前記第2の光路から前記第4の光路に向かう光の偏波方向を前記所定方向と逆の方向回りに45°回転させ、前記第4の光路から前記第2の光路へ向かう光の偏波方向を前記所定方向に45°回転させる第2の旋光子(24)と、前記第1の光路から前記第3の光路に向かう光および前記第2の光路から前記第4の光路に向かう光の偏波方向を前記所定方向と逆の方向回りに45°回転させ、前記第3の光路から前記第1の光路に向かう光および前記第4の光路から前記第2の光路に向かう光の偏波方向を前記所定方向と逆の方向回りに45°回転させるファラデー回転子(25)とによって構成されていることを特徴とする光スペクトラムアナライザ。
IPC (3件):
G01J 3/18 ,  G02B 5/18 ,  G02B 5/30
FI (3件):
G01J 3/18 ,  G02B 5/18 ,  G02B 5/30
Fターム (15件):
2G020BA20 ,  2G020CA01 ,  2G020CC04 ,  2G020CC49 ,  2G020CD04 ,  2H049AA02 ,  2H049AA12 ,  2H049AA58 ,  2H049BA05 ,  2H049BA08 ,  2H049BA42 ,  2H049BA43 ,  2H049BB03 ,  2H049BB61 ,  2H049BC23
引用特許:
審査官引用 (1件)

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