特許
J-GLOBAL ID:200903065614106832

グリア芽細胞腫の治療のための抗癌剤を放出する生物分解性のミクロスフェアの使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外8名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-617872
公開番号(公開出願番号):特表2002-544219
出願日: 2000年05月17日
公開日(公表日): 2002年12月24日
要約:
【要約】本発明は、グリア芽細胞腫の治療のための、放射線療法と同時に、別々に又はその間を通して使用される薬剤を生産するための放射線増感性抗癌剤を放出する生物分解性ミクロスフェアの使用に関する。本発明の生物分解性ミクロスフェアにより、患者の生存期間が少なくとも90週間になり、この期間を通して実質空間における治療上有効な濃度が維持された。ミクロスフェアの使用は、好ましくは、ポリ(d,l-乳酸-コ-グリコール酸)で被覆された5-フルオロウラシルを含む。ミクロスフェアは、組織内注入により腫瘍の切除の後に、手術部位の壁内に移植される。腫瘍部分を標的とする放射線治療は約6週間にわたり60 Gyの線量で行われる。本発明はまた、乳化抽出による生物分解性ミクロスフェアの生産方法及びこの方法により得られる生物分解性ミクロスフェアを含む懸濁液に関する。
請求項(抜粋):
ミクロスフェアがグリア腫瘍の切除後の手術部位に移植されることが意図される、グリア芽細胞腫を治療するために放射線療法と同時に、別々に又はその間にわたり使用されることが意図される医薬品を製造するための、放射線増感性の抗癌剤を放出する生物分解性ミクロスフェアの使用であって、該抗癌剤を含む該ミクロスフェアが抗癌剤の放出を遅らせ、このように治療される患者について少なくとも約90週、好ましくは約130週、さらにより好ましくは160週の生存期間を達成する目的で実質空間において治療的有効濃度を長い間維持するポリマーで被覆されていることを特徴とする、使用。
IPC (5件):
A61K 9/52 ,  A61K 31/513 ,  A61K 47/34 ,  A61K 47/38 ,  A61P 35/00
FI (5件):
A61K 9/52 ,  A61K 31/513 ,  A61K 47/34 ,  A61K 47/38 ,  A61P 35/00
Fターム (15件):
4C076AA31 ,  4C076CC27 ,  4C076DD67 ,  4C076EE06 ,  4C076EE23 ,  4C076EE24 ,  4C076EE32 ,  4C076FF31 ,  4C086BC43 ,  4C086MA03 ,  4C086MA05 ,  4C086MA41 ,  4C086MA52 ,  4C086NA12 ,  4C086ZB26
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (7件)
  • CONTROLLED RELEASE SOCIETY, 1997, P995-996
  • CONTROLLED RELEASE SOCIETY, 1997, P995-996
  • Implantation of biodegradable 5-fluorouracil-releasing microspheres for radiosensitization of gliobl
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