特許
J-GLOBAL ID:200903065614232099
軸受粗成形品の製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
杉岡 幹二
, 穂上 照忠
, 千原 清誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-280088
公開番号(公開出願番号):特開2009-108354
出願日: 2007年10月29日
公開日(公表日): 2009年05月21日
要約:
【課題】熱間鍛造によって所定形状に粗成形した後の球状化焼鈍の省略が可能でかつ粗成形品表層部の脱炭を抑制することができる軸受粗成形品の製造方法の提供。 【解決手段】質量%で、C:0.7〜1.2%およびCr:0.8〜1.8%を含む化学組成を有し、ミクロ組織がアスペクト比が10以下で短径が1.5μm以下の初析セメンタイトとパーライトとの混合組織である高炭素クロム軸受鋼鋼材を、600°C以上の温度域での加熱速度を10°C/s以上としてAe1点〜(Aem点-30°C)の温度域の温度T°Cまで加熱し、次いで該温度T°Cに到達後30min以内(30minを含む)に加工を開始して、Ar1点〜(Aem点-80°C)の温度域において、総加工量15%以上の変形量で鍛造加工を行って所定の粗成形品形状にした後、400°Cまでの温度域を5°C/s以下の冷却速度で冷却する。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
鍛造加工による軸受粗成形品の製造方法であって、質量%で、C:0.7〜1.2%およびCr:0.8〜1.8%を含む化学組成を有し、ミクロ組織がアスペクト比が10以下で短径が1.5μm以下の初析セメンタイトとパーライトとの混合組織である高炭素クロム軸受鋼鋼材を、600°C以上の温度域での加熱速度を10°C/s以上としてAe1点〜(Aem点-30°C)の温度域の温度T°Cまで加熱し、次いで該温度T°Cに到達後30min以内(30minを含む)に加工を開始して、Ar1点〜(Aem点-80°C)の温度域において、総加工量15%以上の変形量で鍛造加工を行って所定の粗成形品形状にした後、400°Cまでの温度域を5°C/s以下の冷却速度で冷却することを特徴とする軸受粗成形品の製造方法。
IPC (7件):
C21D 8/06
, C22C 38/00
, C22C 38/18
, F16C 33/62
, F16C 33/64
, B21J 1/06
, B21K 1/04
FI (7件):
C21D8/06 A
, C22C38/00 301Z
, C22C38/18
, F16C33/62
, F16C33/64
, B21J1/06 A
, B21K1/04
Fターム (34件):
3J101BA70
, 3J101DA09
, 3J101EA03
, 3J101FA44
, 3J701BA70
, 3J701DA09
, 3J701EA03
, 3J701FA44
, 4E087AA10
, 4E087BA02
, 4E087CB01
, 4E087DB17
, 4E087DB22
, 4E087DB24
, 4E087GA09
, 4E087HA43
, 4K032AA06
, 4K032AA11
, 4K032AA12
, 4K032AA14
, 4K032AA16
, 4K032AA19
, 4K032AA21
, 4K032AA23
, 4K032AA26
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA32
, 4K032BA02
, 4K032CA01
, 4K032CB01
, 4K032CB02
, 4K032CD01
, 4K032CD02
引用特許: