特許
J-GLOBAL ID:200903065627511680

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-008593
公開番号(公開出願番号):特開平10-203342
出願日: 1997年01月21日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 低速走行領域においても良好なブレーキペダルフィーリングを確保し、運転者に違和感を与えないアンチスキッド制御装置の提供。【解決手段】 車体速度VBがKVB1より大きく、アンチスキッド制御が可能なときは、前後輪のブレーキ圧を同様に増減して、最も制動力が得られるスリップ率に制御する。このとき、ペダルストロークは増圧の度に増加する。時点t1にてVB≦KVB1となると、前輪ブレーキ圧は所定のパターンに従って段階的に増加させ、後輪ブレーキ圧はそのときの値に保持する。このため、前輪ブレーキ圧の増圧を続けても、ペダルストロークの増加は半分になまされ、運転者に違和感を与えない。
請求項(抜粋):
車両の制動時に車輪のスリップ状態を検出するスリップ状態検出手段と、ブレーキペダルの操作に応じて流体圧を発生するマスタシリンダと、上記スリップ状態検出手段が検出するスリップ状態が適正な状態となるように、車輪のブレーキ圧を増圧,減圧するブレーキ圧調整手段と、を備え、該ブレーキ圧調整手段が、上記マスタシリンダが発生する流体圧を用いて上記ブレーキ圧を増圧するアンチスキッド制御装置において、上記ブレーキ圧調整手段が、上記制動により車速が所定速度以下となったとき、複数の車輪のブレーキ圧を互いに異なるタイミングで増圧することにより、上記マスタシリンダからの上記流体流出量の時間的な変化を抑制することを特徴とするアンチスキッド制御装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る