特許
J-GLOBAL ID:200903065637852434

天頂方向での滞在時間が長い軌道の人工衛星とその軌道制御方法及びそれを用いた通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-164296
公開番号(公開出願番号):特開平11-034996
出願日: 1997年06月20日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】人工建造物や植物等に左右されない通信回線を移動体や高層ビルに囲まれた建造物内の固定局との間で成立させると共に、これを用いて移動体からの画像伝送、公共料金の自動課金、山岳遭難救援等が効率的に行え、かつ、より少ない衛星数でシステムを構成出来る低廉な衛星サービスを提供する。【解決手段】サービス対象地域の地理的条件(ステップ3)、所要サービス時間(ステップ2)および該サービス対象地域から人工衛星が見える仰角の許容範囲(ステップ1)を入力条件として、軌道六要素11、12、13、14、15、16を決定し、該決定した軌道六要素に対応する、天頂方向に人工衛星が滞在する時間が長い楕円軌道を複数組み合わせ、その軌道上に衛星を一機以上適切に配置することで構成された衛星群を用いて衛星通信を行う。
請求項(抜粋):
楕円軌道上を周回する人工衛星において、前記楕円軌道は、当該人工衛星を利用して行われるサービスの対象地域と、該サービス対象地域から当該人工衛星が見えるべき仰角の許容範囲と、軌道要素を定義する基準時刻とを入力条件として求められた軌道六要素により定義されることを特徴とする人工衛星。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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