特許
J-GLOBAL ID:200903065647965016

優れた傾斜光学を用いた効率的な小型水分センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-517434
公開番号(公開出願番号):特表2001-521158
出願日: 1998年10月05日
公開日(公表日): 2001年11月06日
要約:
【要約】ウインドシールド(18)の外側表面(32)の水分を検出しウインドシールド(18)のワイパー(20)を制御する、ウインドシールド(18)の内側表面(30)に取付けられる水分センサであり、コリメータ(37)と、集束手段(42)と、カップラー(24)に取外し可能に取付けられるハウジング(28)とを有する。ハウジング(28)内に配置された平坦な回路基板(26)には、ハウジング(28)がカップラー(24)に取付けられたとき、出射軸と検出軸がウインドシールド(18)に対して垂直となるように取付けられたエミッタ(56)と検出器(58)とが含まれる。コリメータ(37)の光軸と集束手段(42)の光軸とがそれぞれ、出射軸と検出軸に対して傾斜角をなすように、コリメータ(37)及び集束手段(42)がエミッタ(56)及び検出器(58)のそれぞれに隣接して配置されている。2つのエミッタと2つの検出器を用いて、長さ及び光学効率の等しい4つの光路が形成される。動作中は、エミッタ(56)からの光束が45度の角度でウインドシールド(18)に入射し、ウインドシールド(18)の外側表面(32)で反射され、検出器(59)に到達する。この時検出器(59)は、ウインドシールド(18)の外側表面で反射された光の量に基づいて制御信号を生成する。
請求項(抜粋):
板ガラスの第2表面上の検出領域の水分を検出するために前記板ガラスの第1表面上に取付けられる水分センサであって、 a)前記ガラスに入る光及び出る光を光学的に連結するために前記板ガラスの第1表面に取付けるカップラーと、 b)前記カップラーに固定するハウジングと、 c)前記ハウジングに固定され、前記板ガラスの第1表面に概ね平行に配置されたデバイス表面を有する平坦な回路基板と、 d)前記デバイス表面に取付けられるエミッタであって、このエミッタから前記デバイス表面に概ね垂直に延びる出射軸の周りに光束を出射する、該エミッタと、 e)前記エミッタからの光束をコリメートするために前記カップラーに光学的に連結されたコリメータであって、物理的中心と光心とを備える光を受光する開口を有し、光軸が前記光心から延び、前記光心が前記物理的中心から離間し、前記光軸が前記出射軸に対して第1の傾斜角をなすように配置された、該コリメータと、 f)検出面及び前記検出面から延びる検出軸を有し、前記検出軸付近の前記検出表面に衝当する光を検出すると共に検出した光に対応する信号を生成するための検出器であって、前記検出軸が前記デバイス表面に概ね垂直となるように前記回路基板のデバイス表面に取付けられた、該検出器と、 g)前記検出面上にコリメートされた光を扇状に集束させる前記カップラーに光学的に連結された集束手段であって、物理的中心と光心とを備える光を透過する開口を有し、光軸が前記光心から延び、前記光心が前記物理的中心から離間し、前記光軸が前記検出軸に対して第2の傾斜角をなすように配置された、該集束手段とを含むことを特徴とする水分センサ。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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