特許
J-GLOBAL ID：200903065682996994
レーザイオン化装置及びその利用
発明者：
,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
原 謙三
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-052523
公開番号（公開出願番号）：特開2005-243466
出願日： 2004年02月26日
公開日（公表日）： 2005年09月08日
要約：
【課題】 可溶化剤を大量に含む分析物に対するMALDIの弱点を改善し、不溶性タンパク質についてレーザイオン化質量分析を可能にする。【解決手段】 レーザイオン化装置100は、マトリックスレーザパルス光照射部11と、可溶化剤レーザパルス光照射部12と、マトリックス/可溶化剤レーザパルス光照射調節部13とを備えている。可溶化剤レーザパルス光照射部12から、試料台1に配置された試料に、可溶化剤励起用レーザパルス光を照射することにより、試料中の可溶化剤が励起状態になる。さらに、マトリックスレーザパルス光照射部11から、マトリックス励起用レーザパルス光を照射することで、励起状態のマトリックス化合物と励起状態の可溶化剤とが共存された状態を実現でき、効率的に分析物をイオン化することができる。【選択図】 図2
請求項（抜粋）：
少なくともマトリックス化合物、分析物、該マトリックス化合物及び分析物以外の副物質を含む試料中の分析物をイオン化させるためのレーザイオン化装置であって、
上記マトリックス化合物に吸収されるマトリックス励起用レーザを照射する第1レーザ照射手段と、
上記副物質に吸収される副物質励起用レーザを照射する第2レーザ照射手段と、を備えることを特徴とするレーザイオン化装置。
IPC (3件)：
H01J49/10
, G01N27/62
, G01N27/64
H01J49/10
, G01N27/62 K
, G01N27/62 V
, G01N27/64 B
