特許
J-GLOBAL ID:200903065719602622

インクジェット式記録ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上柳 雅誉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-294333
公開番号(公開出願番号):特開2002-103608
出願日: 2000年09月27日
公開日(公表日): 2002年04月09日
要約:
【要約】【課題】 長期保存状態において、流路内のインクの粘度上昇を防止しうるインクジェット式記録へッドを提供する。【解決手段】 ノズル開口8と圧力発生室7とインク貯留室9を有する流路ユニット1と、上記流路ユニット1が貼着されるヘッドケース2と、上記圧力発生室7およびインク貯留室9の開口を塞ぐ振動板5とを備え、上記ヘッドケース2のインク貯留室9に対応する部分に、振動板5を介してインク貯留室9内の圧力変動を逃がすダンパ用凹部12が形成されるとともに上記ダンパ用凹部12を外部と連通させる外部連通孔14が形成され、上記外部連通孔14の外部開口をフィルム17で封止したことにより、記録ヘッドを長期間使用せずに保管等した場合にも、インク貯留室9内にあるインク中の水分の蒸発が上記フィルム17によって遮られ、インク貯留室9内のインクの粘度上昇を防止した。
請求項(抜粋):
ノズル開口と上記ノズル開口に連通する圧力発生室および上記圧力発生室に供給するインクを貯留するインク貯留室と上記圧力発生室およびインク貯留室の開口を塞ぐ封止板とを有する流路ユニットと、上記流路ユニットが貼着されるヘッドケースと、上記ヘッドケースに収容されて上記圧力発生室に圧力変動を与える圧力発生素子とを備えたインクジェット式記録ヘッドであって、上記ヘッドケースのインク貯留室に対応する部分に、上記封止板を介してインク貯留室内の圧力変動を逃がすダンパ用凹部が形成されるとともに、上記ダンパ用凹部を外部と連通させる外部連通孔が形成され、上記封止板として水蒸気透過率の低いフィルムを用いたことを特徴とするインクジェット式記録ヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/05
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 B
Fターム (10件):
2C057AF74 ,  2C057AG14 ,  2C057AG48 ,  2C057AG55 ,  2C057AG75 ,  2C057AP02 ,  2C057AP46 ,  2C057BA03 ,  2C057BA13 ,  2C057BA14
引用特許:
審査官引用 (3件)

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