特許
J-GLOBAL ID:200903065745759807

発泡飲料注出コック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-002000
公開番号(公開出願番号):特開2001-192098
出願日: 2000年01月07日
公開日(公表日): 2001年07月17日
要約:
【要約】【課題】 細かく粘性の高い泡を後注ぎする場合であっても発泡飲料によりノズル等を洗浄する熟練操作を要せず、非熟練者であっても発泡過多状態となるのを防止する。【解決手段】 レバー18を第1操作すると、弁棒34は第2弁座38に着座中の第2弁体42を介して第1弾性部材28に抗しつつ軸方向に後退し、第1弁体30が第1弁座26を開放してビールをビール供給路12を介してビール注出ノズル14から注出させる。レバー18を第2操作すると、スライダ20は第2弾性部材40に抗しつつ軸方向に前進して、第1弁座26に第1弁体30を着座させている弁棒34から離間し、第2弁体42が第2弁座38を開放して液体通路32からのビールを細孔36で発泡させると共に、得られた泡をスリーブ24に穿設した通孔22を介して泡注出ノズル16から注出させる。
請求項(抜粋):
レバー(18)の第1操作により発泡飲料を容器に注出し、前記レバー(18)の第2操作により発泡飲料からの泡を前記容器に後注ぎし得るよう構成した発泡飲料注出コックにおいて、コック本体(10)に穿設した発泡飲料供給路(12)から分岐する発泡飲料注出ノズル(14)および泡注出ノズル(16)と、前記発泡飲料供給路(12)に摺動自在に内挿され、前記レバー(18)に接続して進退駆動されるスライダ(20)と、前記発泡飲料供給路(12)に摺動自在に内挿され、前記スライダ(20)に一端部が接続されると共に、泡注出操作に際して前記泡注出ノズル(16)に連通可能な通孔(22)を外周に穿設してなるスリーブ(24)と、前記発泡飲料供給路(12)の入口に設けた第1弁座(26)に、第1弾性部材(28)の作用下に着座する第1弁体(30)と、一端部が前記第1弁体(30)に接続されると共に他端部が前記スリーブ(24)に挿通され、液体通路(32)が軸方向に穿設されて第1弁体(30)に貫通している弁棒(34)と、前記スリーブ(24)に内挿されて、一端部が前記弁棒(34)に接続されると共に前記液体通路(32)が他端部に穿設した細孔(36)に連通し、この細孔(36)を有する他端部が前記スライダ(20)に設けた第2弁座(38)に第2弾性部材(40)の作用下に着座する第2弁体(42)とからなり、前記レバー(18)の操作前は、第1弁体(30)は第1弁座(26)に着座して発泡飲料供給路(12)への発泡飲料の流入を阻止すると共に、第2弁体(42)は第2弁座(38)に着座して前記細孔(36)を閉成し、前記レバー(18)を第1操作すると、前記弁棒(34)は第2弁座(38)に着座中の第2弁体(42)を介して第1弾性部材(28)に抗しつつ軸方向に後退し、これにより前記第1弁体(30)が第1弁座(26)を開放して発泡飲料を前記発泡飲料供給路(12)を介して前記発泡飲料注出ノズル(14)から注出させ、前記レバー(18)を第2操作すると、前記スライダ(20)は第2弾性部材(40)に抗しつつ軸方向に前進して、第1弁座(26)に第1弁体(30)を着座させている前記弁棒(34)から離間し、これにより前記第2弁体(42)が第2弁座(38)を開放して前記液体通路(32)からの発泡飲料を前記細孔(36)で発泡させると共に、得られた泡を前記スリーブ(24)に穿設した通孔(22)を介して前記泡注出ノズル(16)から注出させるよう構成したことを特徴とする発泡飲料注出コック。
IPC (2件):
B67D 3/04 ,  B67D 1/07
FI (2件):
B67D 3/04 B ,  B67D 1/08 Z
Fターム (2件):
3E082BB03 ,  3E082FF03
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • ビール抽出コック
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-040586   出願人:第一電気株式会社
  • 特開昭61-265080
  • 泡出し機能付きタップ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-159647   出願人:麒麟麦酒株式会社, 株式会社ニットク
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