特許
J-GLOBAL ID:200903065750397360

内燃機関の始動時燃料噴射量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-181065
公開番号(公開出願番号):特開平10-030472
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 始動時においても実際の吸入空気量に適合し、かつ吸気ポート内の付着燃料等を考慮した燃料噴射量の制御を可能とする。【解決手段】 始動時には、エンジン回転数の読込みが可能か否かを判断し(S2)、可能となるまでは、冷却水温度に基づいてシリンダ吸気量相当パルス幅TPの初期値を演算する(S3)。エンジン回転数の読込みが可能となった後は、エンジン回転数NEとエアフローメータによる吸入空気流量Qとから基本パルス幅TP0=K×Q/NEを演算し(S4)、平滑化処理して、シリンダ吸気量相当パルス幅TIを演算する(S5,S6)。そして、冷却水温度に基づいて目標空燃比を設定するための目標空燃比補正係数TFBYAと、吸気ポート内の付着燃料による応答遅れを補正するための燃料応答補正量KATHOSとを演算し、噴射パルス幅TI=(TP+KATHOS)×TFBYAを演算する。
請求項(抜粋):
内燃機関の始動時の燃料噴射弁による燃料噴射量を制御する装置であって、少なくともエンジン回転数、吸入空気流量、冷却水温度を含むエンジン運転状態を検出する運転状態検出手段と、エンジン回転数及び吸入空気流量からシリンダに吸入される空気量に対応する基本噴射量を演算する基本噴射量演算手段と、冷却水温度に基づいて目標空燃比に対応する定常補正値を演算する定常補正値演算手段と、エンジン運転状態に基づいて壁面の付着燃料量を推定演算する付着燃料量推定手段と、前記付着燃料量の変化に基づいて付着燃料による応答遅れを補正するための過渡補正値を演算する過渡補正値演算手段と、前記基本噴射量、定常補正値及び過渡補正値に基づいて、始動時の噴射量を演算する噴射量演算手段と、を含んで構成される内燃機関の始動時燃料噴射量制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 41/04 ,  F02D 41/06 330
FI (4件):
F02D 41/04 330 P ,  F02D 41/04 330 C ,  F02D 41/04 330 L ,  F02D 41/06 330 A
引用特許:
審査官引用 (20件)
  • 特開平1-247730
  • 特開平1-247730
  • エンジンの空燃比制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-222099   出願人:日産自動車株式会社
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