特許
J-GLOBAL ID:200903065754006331
蓄電デバイスの残存容量演算装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-194456
公開番号(公開出願番号):特開2006-017544
出願日: 2004年06月30日
公開日(公表日): 2006年01月19日
要約:
【課題】電流積算に基づく残存容量における誤差の累積を低減する共に、開放電圧に基づく残存容量における負荷変動の影響を低減し、常に安定した高精度な残存容量を求める。 【解決手段】開放電圧に基づく残存容量SOCVと、電流積算に基づく残存容量SOCIとの容量差に基づいて電流誤差IDを算出する。そして、電流誤差IDを用いて電流センサで計測した電流値IBを補正するための電流補正値IDFを算出し、この電流補正値IDFにより電流センサで計測した電流値IBを補正して電流推定値ISを求め、この電流推定値ISを用いて算出した残存容量SOCV,SOCIをバッテリの使用状態に応じて重み付けして合成し、最終的な残存容量SOCを算出する。これにより、電流積算に基づく残存容量における誤差の累積と、開放電圧に基づく残存容量における負荷変動の影響とを低減し、常に安定した高精度な残存容量を求めることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
蓄電デバイスの開放電圧に基づく第1の残存容量の演算値と上記蓄電デバイスの充放電電流の積算値に基づく第2の残存容量の演算値との容量差に基づいて、上記蓄電デバイスの充放電電流の電流誤差を算出する電流誤差算出手段と、
上記電流誤差算出手段で算出した電流誤差に基づいて、上記充放電電流の計測値を補正するための電流補正値を算出する電流補正値算出手段と、
上記電流補正値算出手段で算出した電流補正値により、上記充放電電流の計測値を補正した電流推定値を算出する電流推定値算出手段と、
上記電流推定値算出手段で算出した電流推定値と上記蓄電デバイスの内部インピーダンスとに基づいて開放電圧を推定し、推定した開放電圧に基づいて上記第1の残存容量を算出する第1の残存容量算出手段と、
上記電流推定値算出手段で算出した電流推定値を積算して上記第2の残存容量を算出する第2の残存容量算出手段と、
上記第1の残存容量と上記第2の残存容量とを上記蓄電デバイスの使用状況に応じて設定したウェイトを用いて重み付け合成し、上記蓄電デバイスの残存容量を演算する第3の残存容量算出手段とを備えたことを特徴とする蓄電デバイスの残存容量演算装置。
IPC (2件):
FI (3件):
G01R31/36 A
, H02J7/00 M
, H02J7/00 P
Fターム (16件):
2G016CA03
, 2G016CB06
, 2G016CB11
, 2G016CB12
, 2G016CB21
, 2G016CB31
, 2G016CC01
, 2G016CC03
, 2G016CC04
, 2G016CC13
, 2G016CC26
, 5G003AA07
, 5G003BA01
, 5G003EA05
, 5G003FA06
, 5G003GC05
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
残存容量計
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-033161
出願人:トヨタ自動車株式会社
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二次電池の残存容量表示装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-322273
出願人:日産自動車株式会社
-
電池の残存容量演算装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-023431
出願人:日産自動車株式会社
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