特許
J-GLOBAL ID:200903065790988086
非接地系電路の線路定数計測装置及び地絡監視装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
江原 省吾 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-070779
公開番号(公開出願番号):特開平11-271384
出願日: 1998年03月19日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【目的】 保護範囲外の地絡に影響されないで、微地絡を含む地絡電流Igを演算により精度高く求める。また、この精密演算に用いる線路定数Y,Yfを活線状態で求めることにより、演算精度を常に高く保ち、併せて、この線路定数から地絡に到る前の状況を把握して、電気設備の保護・監視を的確に行う。【構成】 保護範囲に向かって流れる零相電流I0と、零相電圧V0を検出し、保護範囲の各相の対地アドミタンスの総和Y=Ya+Yb+Ycを第1の線路定数とし、上記対地アドミタンスの不平衡分によって生じる零相電流Ifを基準電圧Eで表した式If=Yf・EにおけるYfを第2の線路定数としたとき、Ig=I0-(Y・V0+Yf・E)に基づくベクトル演算を行って、地絡電流Igを算出する。また、保護範囲外の対地アドミタンスが変化したとき、その前後に計測された零相電流と零相電圧の組I01,V01およびI02,V02に基づき、二元連立方程式Y・V01+Yf・E=I01...?@ Y・V02+Yf・E=I02...?Aを解いて、第1の線路定数Y及び第2の線路定数Yfを求める。
請求項(抜粋):
非接地系電路を上流側と下流側に二分し、その一方を保護範囲、他方を保護範囲外としたとき、その境界を保護範囲に向かって流れる零相電流I0を検出する零相電流検出手段と、上記非接地系電路の零相電圧V0を検出する零相電圧検出手段と、保護範囲の各相の対地アドミタンスのベクトル和Y=Ya+Yb+Ycを第1の線路定数とするとき、上記零相電流I0と上記零相電圧V0をベクトル量として入力し、Ig=I0-Y・V0 ......(1)に基づくベクトル演算を行って、保護範囲における地絡電流Igを算出する地絡電流演算手段とを備えたことを特徴とする非接地系電路の地絡監視装置。
IPC (4件):
G01R 31/08
, G01R 31/02
, H02H 3/34
, H02H 3/347
FI (5件):
G01R 31/08
, G01R 31/02
, H02H 3/34 M
, H02H 3/34 D
, H02H 3/347 D
引用特許: