特許
J-GLOBAL ID:200903065818194536

液晶画像表示装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-087710
公開番号(公開出願番号):特開平10-268358
出願日: 1997年03月21日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 液晶画像表示装置において、走査駆動回路が発生させる直流電圧に起因してアクティブマトリクス基板の画素領域の周縁部に相当する液晶部分が劣化することを防止する。【解決手段】 絶縁層17を介してアクティブマトリクス基板1側の走査駆動回路16を覆う態様で枠電極24を施し、その枠電極24と透明基板2側の共通電極膜10の間に交流電圧を印加する。その交流電圧は、反転駆動方式で画素電極6に印加される電位変化に同期し、共通電極膜10の電位を基準にした場合の極性と同一極性とされる。走査駆動回路16は枠電極24で遮蔽されているために液晶部分22に直流電圧が影響せず、交流であるために液晶層3の不純物イオンが配向膜18,19に付着することも防止できる。また、層方向の電界による表示画像の周縁部分の乱れも抑制できる。
請求項(抜粋):
スイッチング素子、前記スイッチング素子の出力端子と導通した画素電極、及び前記画素電極と導通した電荷保持容量とからなる一画素分の能動素子回路を半導体基板面にマトリクス状の配設態様で形成して画素領域を構成すると共に、前記スイッチング素子の制御端子に接続されたスイッチング制御用配線と前記スイッチング素子の入力端子に接続された信号入力用配線を通じて前記の各能動素子回路を反転駆動方式で駆動させる走査駆動回路を前記画素領域の外側近傍の半導体基板面に形成し、且つ前記の各能動素子回路と走査駆動回路を各画素電極の表面側を除いて絶縁層内に埋設したアクティブマトリクス基板と、共通電極膜を成膜した透明基板と、前記アクティブマトリクス基板と前記透明基板の対向空間に封入された液晶層とからなる液晶画像表示装置において、前記絶縁層を介して前記アクティブマトリクス基板側の走査駆動回路の一部又は全部を導電性金属層で覆い、前記導電性金属層と前記共通電極膜との間に交流電圧を印加する交流印加回路を設けたことを特徴とする液晶画像表示装置。
IPC (2件):
G02F 1/136 500 ,  G02F 1/133 550
FI (2件):
G02F 1/136 500 ,  G02F 1/133 550
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 液晶表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-170876   出願人:株式会社日立製作所
  • 液晶表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-079868   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 液晶表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-041457   出願人:セイコーエプソン株式会社
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