特許
J-GLOBAL ID:200903065876721120

電子式過負荷継電器のための接点機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-550125
公開番号(公開出願番号):特表2002-516457
出願日: 1999年04月23日
公開日(公表日): 2002年06月04日
要約:
【要約】ハウジング、2つの接点開閉位置間で移動可能なようにハウジングに取り付けたアーマチャ、ハウジング内の固定接点、及びアーマチャにより固定接点の方へまたはそれから遠ざかる方向に移動可能なようにアーマチャにより係合可能な可動接点より成る過負荷継電器の引外し機構において、引外し状態の過負荷継電器の状態が誤表示される可能性をなくする。アーマチャに連携する可動レバーは、アーマチャを接点開閉位置の一方から他方へシフトするように作動可能である。レバーの操作手段は、レバーの方へまたはそれから遠ざかる方向に移動可能であって、バネフィンガを支持する。バネフィンガはレバーと係合可能で、レバーによりアーマチャをこれらの位置間でシフトさせる。バネフィンガは、レバーと係合しない第1の位置からレバーと係合する第2の位置を通ってレバーと係合しない第3の位置へ至る径路で操作手段と共に移動可能である。ハウジングはこの径路に隣接する蓄勢表面を有し、この蓄勢表面はバネフィンガが第1の位置から第2の位置の方へ移動するとバネフィンガにより係合され、バネフィンガが第2の位置に到達するとバネがアーマチャをシフトさせるに十分なエネルギーを蓄えるようにバネフィンガに十分な荷重を与える。
請求項(抜粋):
過負荷継電器の引外し機構であって、 ハウジングと、 2つの接点開閉位置の間で移動可能なようにハウジング内に取付けたアーマチャと、 ハウジング内の固定接点と アーマチャにより固定接点の方へまたは固定接点から離れる方向へ移動可能なように該アーマチャと係合可能な可動接点と、 アーマチャと連携し、該アーマチャを接点開閉位置のうちの一方から他方へシフトするように作動可能な可動レバーと、 可動レバーの方へまたは可動レバーから離れる方向に移動可能な可動レバーのための操作手段と、 操作手段に支持され、可動レバーによりアーマチャを接点開閉位置のうちの一方から他方へシフトさせるように可動レバーと係合可能であり、可動レバーと係合しない第1の位置から可動レバーと係合する第2の位置へ、そして可動レバーと係合しない第3の位置へ径路を通って操作手段と共に移動可能なバネフィンガと、 バネフィンガが第1の位置から第2の位置の方へ移動するとバネフィンガにより係合されるように前記径路に隣接してハウジングにより支持された蓄勢表面とより成り、バネフィンガが第2の位置に到達するとアーマチャをシフトするに十分なエネルギーを蓄えた状態となるようにバネフィンガに十分な負荷を与え、 バネフィンガは、第3の位置では、可動レバーのシフトを妨げない関係にあるため可動レバーがアーマチャをその一方の接点開閉位置に完全に戻すことができる過負荷継電器の引外し機構。
IPC (2件):
H01H 50/00 ,  H01H 51/24
FI (2件):
H01H 50/00 E ,  H01H 51/24 P
引用特許:
審査官引用 (1件)

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